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痛風基礎知識(9月)

痛風基礎知識(9月)

9月になりました。
秋の訪れとともに気温が低くなるこの時期は、体の節々に痛みを覚えるという方も多いかと思います。
関節の痛みの中で、特に激しいとされるのが、「痛風」です。

痛風は、古代ローマ時代から「関節の中に毒素がたまる病気」として知られてきました。主に西洋において盛んであった病気とされ、ルネサンス期イタリアの偉大な芸術家たちを支えたパトロンとして有名なメディチ家の歴代当主たちや、16世紀に宗教改革と対峙し苦戦を強いられた神聖ローマ皇帝カール5世(1500-1558)など、歴史上の有名な人物たちの中にも、痛風に悩まされた人が多くいるようです。
日本には、明治時代以前にはなかったらしく、戦後の食生活の変化に伴って浸透してきた病気であるといわれています。

痛風という病名は、まるで風が吹くように強弱をつけて痛みが全身を襲うことに由来するとも、吹いた風が体に当たっただけでも痛むということに由来するともいわれ、諸説あるようです。
主に30~50歳代の男性がかかりやすく、その原因は高脂肪、高カロリーの食生活、お酒の飲みすぎ、運動不足などによって、体の中に尿酸という物質が過剰に蓄積することによって起こります。
尿酸は、エネルギーや細胞成分のいわば燃えカスであり、これが蓄積すると血液の中で溶けきらずに小さな固まりとなり、関節の部分に溜まって激しい炎症を引き起こします。

症状の進行としては、まず患部がほてる、重い感じがするなどの前触れ症状があり、その後しばしば夜間に激しい痛みが起こります。この痛みは骨折以上の痛さといわれ、あまりの痛みに歩行不能になったり、靴下さえ履けなかったりすることもあります。はじめての発作はだいたい1~2週間程度で自然におさまりますが、治療せずに放置しておくと再発をくり返します。痛みが足首、足の甲、アキレス腱のつけ根、ひざ、ひじ、手の関節などに現れることもあります。
また、場合によっては耳の外側などの皮膚の弱くて柔らかい部分に、「痛風結節(つうふうけっせつ)」と呼ばれるしこりのようなものができてしまうこともあります。これは外見上非常に目立ったものとなるため、医師による診断の際には、痛風と単なる関節痛とを区別する、大きなポイントであるとされています。

痛風を予防するポイントは、おもに次の4つです。

  1. 肥満を解消する
    痛風傾向のある人は、体重が増えるたびに血液中の尿酸値も増え、逆に体重が減ると尿酸値も減るといわれています。
  2. 適度な運動を心がける
    ウォーキングやサイクリング、水泳などのゆったりとした、いわゆる有酸素運動には尿酸値を下げる効果があるといわれています。激しい運動はかえって尿酸値をたかめることがあるため、注意が必要です。
  3. 水分を多く取る
    尿酸が少しでも体外に排泄されやすくなるよう、1日2リットル程度の水分摂取を心がけるだけで、尿酸値は下がります。これは昔から行われている予防法で、ヨーロッパで紅茶やコーヒーをたしなむ習慣が生まれたのも、元々は痛風の予防や緩和が起源であったとも言われています。
  4. アルカリ性食品をとる
    尿が酸性になると、尿酸が十分血液に溶けず、結晶になってしまいます。結晶化を防ぐためには、肉類や魚類などの酸性食品を多く摂るのではなく、野菜や海草、貝類、豆類、乳製品などといったアルカリ性食品を多く摂ることが大切です。

このほかにも痛風を防ぐ民間療法として、薄く切った生の玉ねぎを食べるとか、アメリカンチェリーを毎食食べるなど、色々な方法が試されているようですが、重要なのはやはり規則正しい生活とバランスの取れた食事、適度な運動を心がけるというのが、一番の対策です。
日々の生活の中で、痛風の症状を感じたその時は、早めに医師の診断を受けられることをおすすめします。

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