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ホーム  健康情報  健康トピックス  No.10 気になるにおいの悩み「口臭」について
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No.10 気になるにおいの悩み「口臭」について

2005/04/28

ある程度の口臭は誰にでもあるものです。しかし、口臭が強い場合は、口の中に何らかの原因があると考えられます。口臭の起こる仕組みを理解し、原因の除去に努めましょう。

口臭の原因は?…“歯周病”が全体の約8割を占める

え?! 僕?

においはどこからやってくる?

「胃の調子が悪いと口臭がする」といわれますが、胃と口をつなぐ食道は、食べ物を飲み込むとき以外は閉じているので、胃の中のいおいが口から出ることはまず考えられません。にんにくなどを食べた後に息がにおうこともありますが、これは呼吸とともに肺から出るにおいです。食べ物が消化・吸収されると、そのにおいの成分が血流に乗って肺に運ばれ、息の中に放出されます。においの成分がすべて代謝されると、におわなくなります。

細菌がたんぱく質を分解して生じた物質が原因

口臭の原因はどこにあるかというと、口の中です。口の中を覆っている粘膜細胞は、ほかの細胞に比べて新陳代謝が活発であるため、口の中には不要になった細胞が常に多く存在しています。また、外部から侵入してくる細菌と戦うための白血球も、口の中にはたくさんあります。これらの細胞や白血球などの成分であるたんぱく質は、口の中に住み着いてる「口内細菌」によって分解されます。このときに発生する「揮発性硫化物」という物質が、においのもととなるのです。

歯周病などで口の中のたんぱく質が増加する

通常は、唾液によって、不要になった細胞や白血球などは適度に洗い流されます。しかし、次のような原因で口の中のたんぱく質や細菌が増え過ぎると、揮発性硫化物の量が増えて、口臭が起こってきます。

歯周病
口臭に悩む人の約8割に見られる病気です。歯の表面や歯と歯肉の間に、細菌の塊である歯垢(プラーク)がたまって、歯肉に炎症が起こると、細菌だけでなく、たんぱく質を多く含む血液や膿などが増えて、口臭を引き起こします。
鼻やのどの病気
鼻は奥で口とつながっているため、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)や咽頭炎、喉頭炎などの炎症があると、たんぱく質を含む血液や膿が口の中に大量に出てきてしまいます。また、体調を崩したときなど一時的に、「舌苔(舌の表面に付着する白っぽい苔のようなもので、歯垢とほぼ同じ成分)」が増えることがあります。これも、ほうっておくと口臭の原因になります。

口臭を防ぐには…歯垢をきちんと取り除き、歯周病を防ぐことが大切

口臭を防ぐには、歯周病を予防することが第一です。毎日の歯磨きで、歯垢のつきやすい歯と歯の間や、歯と歯肉の境目を、丁寧に磨くようにしてください。一度、歯科で正しい歯の磨き方を指導してもらうとよいでしょう。すでに歯周病がある場合は、治療が必要です。歯周病は自分では気づきにくいため、1年に1回は歯科を受診してチェックを受けるようにしてください。また、鼻やのどの病気が原因となっている場合も、きちんと治療を受けることが大切です。

歯磨きとともに舌苔も除去する

歯を磨いていても、舌苔が残っていては口臭はなくなりません。鏡で舌をチェックし、舌苔がついていたら、歯ブラシなどで舌の奥から手前に2~3回軽くぬぐって取り除きます。また、舌苔は体調が悪いと付着しやすくなります。規則正しい生活を送って健康に気を配ることも、口臭の予防につながります。

口臭対策製品は安心感につながる

口臭が気になる人は、液体歯磨きなど、市販の口臭対策製品を使うのもよいでしょう。殺菌効果はあまり期待できませんが、香りによって口臭を隠す効果があります。また、精神的に緊張すると、唾液の分泌が減って、口臭が起こることがあるので、こうした製品を使うことで「口臭をコントロールできている」という安心感をもてることは、大きな利点といえます。

口臭の原因

においの成分は揮発性硫化物

口の中に住む細菌が、不要になった細胞や白血球などのたんぱく質を分解して生じる「揮発性硫化物」が、においの成分。



参考文献:NHK きょうの健康

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