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広島逓信病院だより No.72 16.4.1

桜
撮影者 住田 和之

選ばれる病院を目指して

副院長 井上 純一

朝、 出勤するころには、 既にロビーの再来受付機のところに何人もの患者さまが並んで受付の開始を待っておられます。
このような光景を見るたびに市内の数ある病院の中から当院を選んで来ていただいていることに対し、 大変ありがたいことと感謝しております。

昨今、 医療への信頼を損なうような医療事故が日本全国でおきていることもあり、 国民の皆さまから厳しい視線が医療機関に注がれています。 また、 国民の皆さまの意識の変化により医師と患者さまとの関係にも変化が起きつつあります。 更には、 少子高齢化の進展、 医療技術の進歩等を背景として、 より質の高い効率的な医療サービスの提供が求められてきています。
そのため、 当院においても、 医師と患者さまとの信頼関係を築くとともに、 医療の安全性を高め、 より質の高い効率的な医療サービスを提供していくために、 医師をはじめとしてスタッフ全員で取り組んでいるところです。
その取り組みを通じて、 患者さまの信頼、 満足を更に確かなものにし、 地域の皆さまから頼りにされる 「選ばれる病院」を目指しています。

昨年の八月以降眼科及び耳鼻咽喉科は、非常勤医師による週三回の診療となり皆さまにご不便をおかけしてきましたが、 四月からは両科とも常勤の医師となり毎日診療が可能となりますのでご利用ください。
今後とも職域病院として職員の健康保持増進に努めるとともに地域に根ざした病院として、 地域の保健、 医療に貢献していきたいと思っておりますので、 どうかよろしくお願いいたします。

一歳の誕生日に麻疹(はしか)の予防接種をプレゼントしましょう

小児科医師 野間 裕里江

麻疹は国内で年間20~80人の死亡者が出る恐ろしい病気だということを皆さんはご存知でしょうか。 麻疹は伝染力が強く、 予防接種をしてないと一生に一度はかかります。 麻疹の症状は、 はじめに発熱、 咳、 鼻汁がでて、 3~4日後に発疹が出現します。 中耳炎、 肺炎、 脳炎などを合併することもあり、 小児の死亡率は医療状況の良い先進国で0.1~0.5%、 途上国では10%前後にのぼります。

麻疹はこわい病気ではありますが、 予防接種により95%以上は予防できます。 何年間かたつと、 予防効果がうすれることもありますが、 重症になりやすい乳幼児期に麻疹にならないよう、 一歳になったらすぐに、 遅くても一歳三ヶ月までに麻疹の予防接種を受けることをお勧めします。 麻疹の予防接種は一歳~七歳半まで公費で受けられます。 七歳半をすぎた人 (成人の方も含めます) で麻疹の既往がなく、 予防接種も受けてない方も費用はかかりますが、 予防接種を受けておいた方がよいでしょう。

尚、 アレルギーのある人やけいれんの既往のある人は接種にあたって注意が必要ですので医師にご相談ください。

「こむら返り」 と下肢静脈瘤

外科医師 大谷 真二

ふくらはぎの筋肉がギューと収縮することを 「こむら返りを起こす」 とか、 「足がつる」 とかいいますが、 三分の一以上の人が通常の日常生活を営んでいて起こすありふれた現象です。 普通、 こむら返りは、 激しい運動の後の筋肉疲労のために起こりますが、 夜間就寝時に起こることもあります。 原因は、 就寝による筋肉の弛緩のため、 筋肉の過剰な収縮を抑制するゴルジ腱器官が機能低下の状態になるためであるといわれています。 ご存知のように、 足首を強く背屈させ、 ふくらはぎの筋肉を強く伸ばすことにより (ゴルジ腱器官は再び活動を始め)、 こむら返りは治まります。

こむら返りは、 安静時に頻繁に起きるときには病気が原因であることがあります。 こむら返りを起こしやすい病気は、 糖尿病、 肝硬変、 甲状腺機能低下といった内科の病気から運動神経の障害、 椎間板ヘルニア、 変形性腰椎症といった整形外科疾患等幅広く、 降圧剤の内服や血液透析も原因となります。 また外科疾患で、 こむら返りの原因として忘れてはならないのが下肢静脈瘤です。 この場合、 その大部分が手術により症状が軽快するため、 外科的治療を受けることが勧められます。

ありふれた 「こむら返り」 の原因について、 気になった時は気軽にご相談ください。

CTとMRIの違いについて

放射線室医療技術主任 佐藤 整

放射線室で質問される事柄の中に 「CTとMRIの違いは?」 というものがあります。 この二つの検査はどちらも結果的に体の断面像を撮像するため、 患者さまには違いが分かりにくく、 どのように違うのか疑問に思われると思います。

まず最も大きな違いは放射線を使用するのがCTで、 放射線を使用せず磁場と電波を使用するのがMRIということです。 これらは原理的な違いですが、 検査上の違いとしてMRIの長所は (1)組織のわずかな違いを表示可能 (2)造影剤なしで血管を描出可能 (3)骨や空気の影響を受けない (4)色々な方向からの撮像可能などがあり、 また短所としては (1)検査時間が長い (2)動きに弱い (3)体内金属などに制限がある、 などがあります。 CTの長所は (1)高速に撮影が可能 (2)造影剤を使うことにより組織の違いを表示可能 (3)分解能がよいので細かく見えるなどで、 短所としては (1)X線被曝がある (2)骨や空気の影響を受けることがある、 ということが挙げられます。

これらのことから、 おおざっぱな言い方をすると呼吸などで動きの止められない部位、 肺や腹部などはCTが適していて、 じっと止まっていることが可能な部位、 四肢、 頭部などはMRIが適していると言えます。 もちろん病気によって適・不適が変わることも多々あり、 たとえば脳出血ではCTのほうが分かりやすいことが多いですし、 肝臓の病気でMRIの方が分かりやすい場合もあります。

当放射線室ではこれらの特性を生かして診療により役立つ写真を提供できるように励んでいます。 また、 X線検査で分からないこと疑問点などありましたら放射線技師にお尋ねください。

「明日への健康」

看護師主任 平木 博子

いつまでも元気で明るい毎日を送るためには、日ごろからの健康管理が大切です。そのためには、健康診断を受けて、現在の自分の健康状態を把握し、必要に応じて生活習慣を改善して行くことが、「明日への健康」につながります。

当院の健康管理科でも年々、健康診断や人間ドックを受検される方が増えています。受検者の声として「健康診断のおかげで早期発見につながった」と喜ばれている方、一方では、健診結果に一喜一憂されることはあっても、その後の健康管理に活かされていない方もあるようです。大切なことは、結果を素直に受け止めて、自分の生活習慣を改善するということです。

当院の健康管理科では、健康診断及び人間ドックを受検された皆さまの検診結果を基に、再検査・精密検査の必要がある方にはその旨ご案内しサポートを行っています。さらに、病気が見つかったら「怖い」という理由で検査をちゅうちょされている方々への検診後のフォローも行い、安心して検査を受けていただけるように各診療科との連絡調整を行っております。

今後も、皆さま方の健康の保持そして増進のお手伝いをさせていただきたいと思います。

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