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広島逓信病院だより No.73 16.7.1

こっち向いて こっち向いて
大塚 四郎 (撮影地 君田村)

より良い看護の提供を目指して

看護部長 松田 つや子

「自分や自分の家族にしてもらいたいことを、 患者さまにしてあげたい。」 看護師の誰もが持っている患者さまに対する思いです。このたび、 「私の提供したい看護」 について看護師全員にアンケート調査をしました。 多くの看護師が 「患者さまに望まれる看護をしたい。」 「知識や技術を向上し、 安全で安心な看護をしたい。」 「思いやりと気配りで癒しの看護をしたい。」 などをあげていました。

看護部では、 このアンケート結果をもとに、 更に質の高い看護の提供を目指し、 次のような看護理念を定め、 行動指針として明らかにしました。

私たち看護師は、 患者さまを援助する専門家として、 求められる役割を認識し、 よりよい看護を提供していきたいと考えております。

下 血

第二内科主任医長 木原 康裕

便を見るとその人の健康状態がある程度は分かるため、 毎日自分の便をよく観察し、 その変化に気づくことは早期発見や早期治療の観点から大変重要です。 特に便の色調は重要です。 赤い時 (血便) は誰でも大変だと思いますが、 黒い時 (タール便、 これを狭い意味での下血といいます。) も実は同様に大変なのです。 これらを合わせて広い意味での下血といい、 その原因は消化管からの出血です。

狭い意味での下血はコールタールのような真っ黒いドロドロした便が出ることで、 主に胃や十二指腸潰瘍などからの出血、 時に小腸あるいは盲腸や上行結腸からの出血が考えられます。 その時、 通常80ml以上の出血がみられます。

血便、 粘血便は便に赤い血液や粘液と血液が混ざった状態ですが、 これは横行結腸、 下行結腸、 S字状結腸、 直腸などの癌やポリープ又は炎症性疾患でみられます。

新鮮血又は便の周りに血液が付着している場合は、 主に痔疾患、 時に直腸癌などでみられます。これらのような下血を見た場合、 必ず早い時期に病院を受診してください。 痔疾患なら生命に別状は来たしませんが、 胃、 十二指腸潰瘍の場合、 出血多量や穿孔で致命的になることもありますし、 大腸癌であれば放置すると手遅れにもなります。 自分は痔が悪いのだ、 などと決め付ける、 恥ずかしいといって放置することが一番よくありません。 やはり早期発見、 早期治療が最も大切です。

筋力の強化について

理学療法室医療技術主任 田中 良美

筋力を強くするにはどうしたらよいのでしょうか? 筋力を効果的に鍛えるには、 少し疲れるくらいの負荷を筋肉にかけ、 ある程度以上に強く働かせる必要があります。 これにより筋肉が太くなる筋肥大と神経的要因の改善が起こり、 筋力を強くするとされています。

神経的要因とは筋肉の線維を支配している神経の活動性の程度を指します。 神経的要因の改善によって、 筋肉へ信号を送るために活動する神経の数が増加し、 更に一つの神経から送られる信号の数も増加します。 これにより筋肉の太さは同じでも、 活動する筋肉の線維が増えるため発揮する力が増大します。

筋肥大には数週間の時間がかかりますが、 筋力強化の運動を始めた当初は神経的な要因が大きく関与し、 筋力が強まります。

しかしながら、 個々の筋肉ごとに行なう筋力強化では、 せっかく獲得した筋力が一連の動作の中で生かされにくいということがあります。

当院では、 筋肉を個別に鍛えるのではなく、 機能的な一連の動作の中で筋肉や関節を同時に刺激するPNF (神経筋促通手技) という理学療法技術を筋力強化にも使用しています。
筋力低下を伴う疾患や手術後の患者さまに少しでもお役に立てればと考えています。

老化を防ぐ丈夫な骨づくり

副看護師長 忽那 康子

人間の骨は、 頭部から足の先まで合わせると約二百個あります。 骨にはカルシウムを蓄え、 それを供給する 『カルシウム銀行』 としての役割があります。 骨の老化が進むと骨粗しょう症になり、 背中や腰が痛み、 骨折しやすくなったり、 骨折しても治りにくくなったりします。 その結果、 寝たきりの生活になって急速に老化が進むようになります。 老化を防ぐには骨を丈夫にすることがキーポイントの一つです。 そのためには、 日常生活において、 適度な運動や散歩をしましょう。 食事は楽しい雰囲気でカルシウムに富んだものを食べましょう。 干ししいたけ、 青魚のようなビタミンDの豊富な食物を併せて摂るとカルシウムの吸収効果が高まります。 適度な日光浴も大切です。

いったん弱くなった骨を後から丈夫にするのは、 難しいことです。 しかし、 定期的に骨量の測定をしていれば、 異常を早めに発見することができ、 治療することができます。

また、 高齢になると骨折の危険があるため、 転倒しないように注意しましょう。 滑りやすい床、 ワックスの塗ってあるロビー、 廊下、 階段、 雨上がりの庭は、 特に注意しましょう。

当院においても骨量測定の検査が実施できますので、 定期的な骨量測定をお勧めします。

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