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広島逓信病院だより No.85 19.8.1

ソケイヘルニアで悩んでおられませんか?

第二外科部長 杉 山  悟

どんな病気ですか?

みなさまの中に、立った時やおなかに力を入れた時、太ももの付け根付近がぷっくりと膨らんでくる人がいませんか? そんな症状が見られたら"ソケイヘルニア"(いわゆる「脱腸」です。)の可能性があります。
最初はピンポン玉くらいだったものがだんだん大きくなり、こぶし大になることもあります。特徴は、手で押さえたり寝転がったりすると引っ込んでしまうことです。飛び出しているときに、違和感や痛みを感じる方もいますが、通常は飛び出す以外の症状はありません。ただし、「かんとん」と言って、今まで押せば引っ込んでいたものが、引っ込まなくなり、痛みを伴うようになる場合もあります。この状態になると、筋肉の隙間で腸が締め付けられて動脈が閉ざされてしまい、腸が壊死してしまう危険性があります。

どんな人がなりますか?

中年以降の男性に多く見られますが、力仕事をする人やスポーツマン、女性もなることがあります。

どんな治療がありますか?

手術をすれば簡単に治せます。
手術は、筋肉と腹膜の間に人工の"メッシュシート"を置いて腸が出ないようにします。

入院期間はどのくらいですか?

従来は1週間程度の入院期間でしたが、今では多くの病院で短期滞在手術が行われており、当院の場合、多くの方が1泊2日の入院で手術されて退院されます。

費用はどのくらいですか?

片側と両側で料金は異なりますが、3割負担で7万円から9万円くらいです。

どこに相談すればよいですか?

外科にご相談ください。当院の場合は、下肢静脈瘤手術とともにソケイヘルニア手術に力をいれており、年間100例近くの手術を行っています。「痛みが少ない、再発が少ない、早く回復する」という理想の手術を目指して努力していますので、症状が気になる方はぜひご相談ください。

乳癌検診の励行を

第一外科主任医長 百 木  義 光

近年、生活習慣の欧米化に伴い、乳癌にかかられる方が年々増加しており、女性では、胃癌を抜いて、第1位となっています。乳癌は2㎝以下で発見すると、8~9割は治癒する疾患であり、早期発見が大切です。

乳房のしこりで、乳癌との鑑別を要する一般的なものは、乳腺症と線維腺腫です。
乳腺症とは、痛みを伴う乳線のしこりとして自覚されることが多く、中高年に多くみられ、乳線の正常発育から少しはずれたものとされています。
線維腺腫とは、若年者に多く見られる、良性の腫瘍です。くりっとした、よく動く、柔らかいしこりとして触れます。通常、経過観察していきます。

乳癌検診には、視触診と超音波検査が一般的ですが、最近では、乳腺のレントゲン検査であるマンモグラフィによる検査も行われるようになっております。これは、乳房を平たくのばし、挟んだ状態でレントゲン検査を行なうものです。恥ずかしさや、人によっては、乳房を挟まれることによる痛みなどを感じる方もおられますが、この検査で、より小さな病変が発見できることがあり、非常に有効な検査です。
当院でも、8月導入を予定しており、より一層精度の高い、乳癌検診ができるようになります。

乳癌は、普段から、自分で乳房を触ってみることを習慣にすることにより、ご自身でも発見できる病気です。それと共に、早期発見のためには、乳癌検診をぜひご利用いただきたいと思います。

睡眠時無呼吸症候群について

内科医師 宮 原  弥 恵

あなたは大きないびきをかいて寝ておられませんか? あるいは、ご家族の中に大きないびきをかく方はおられませんか?

いびきは、狭くなった気道を通過する気流によって引き起こされる振動音です。その原因である気道狭窄の多くは、口の容積に比べ舌の体積が大きい場合に生じます。すなわち、生まれつき顎が小さくて口の容量が小さい人、扁桃腺や舌などが肥大している人、肥満で上気道周囲に脂肪がついている人がいびきをかきやすくなります。

従来、いびきは豪快な成人男性の特徴のように言われてきました。しかし、 近の研究で、いびきを特徴とする代表的な疾患、睡眠時無呼吸症候群が様々な健康障害を引き起こすことが分かってきました。睡眠の分断化による日中の眠気や注意力の低下は、交通事故や産業事故につながります。それ以外にも自律神経やホルモンの異常を引き起こし、生活習慣病を発症するリスクが高くなります。睡眠時無呼吸症候群の人は、そうでない人に比べて、高血圧には2倍、心疾患には3倍、脳血管障害には4倍もなりやすいと言われているのです。子供では学習能力が低下したり成長が遅れたりします。
「いびきをかく」、「睡眠中、息が止まる」、「十分な睡眠時間をとっているはずなのに、昼間眠たい」などの症状がある方は、睡眠時無呼吸症候群が強く疑われます。しかし、本当に睡眠時無呼吸症候群なのか、また、そうであれば軽症なのか重症なのか、治療が必要かどうかは、症状だけでは判断できません。血液検査などのように昼間行われる短時間で済む検査に比べると厄介ですが、夜間長時間の睡眠状態を調べる検査が必要です。

人生の三分の一から四分の一は寝ているのですから、良質な睡眠を得ることはとても大切です。思い当たる症状のある方は、一度、内科外来でご相談ください。

理学療法室紹介

理学療法室スタッフ 田 中  良 美
清 水  千 穂
栗 山  祥 江

理学療法室は、常勤の理学療法士2名と非常勤職員1名で患者さまをお迎えしています。

外来患者さまの約9割は筋肉・骨・関節等に障害を伴う整形外科疾患で、約1割が脳卒中後遺症による片麻痺等の中枢性疾患です。入院患者さまの約7割は整形外科疾患で、約3割が外科手術後や長期の臥床治療による筋力の低下等を伴った疾患です。

当室が行っている治療の特徴は、一般的に行われている治療技術のほかに「PNF」と呼ばれる治療技術も活用していることです。PNFは、患者さまの症状にあわせて体・手・足等を動かすことにより患者さまの持つ残存機能を十分に引き出し、機能的な運動能力の回復を促すことができる方法で、大リーグの野茂選手や松井選手のトレーニング法として有名になりました。当室の理学療法士はPNFの技術習得のために日本PNF学会に所属し、より質の高い治療を提供できるように研鑽しています。

患者さまがはじめて理学療法を受けられる際には、患者さまの訴えに耳を傾け、現在の症状を評価し、説明したうえで、患者さまと一緒に目標を決めます。その後、患者さまに応じた治療プログラムをたて、早期回復を目指し、医師・看護師と一体となったチーム医療を基本とした理学療法を行っていきます。

当理学療法室では患者さまに対し、適切な治療を親切ていねいに提供できるよう努力しています。

パパママスクールに参加して

呼吸法は父親になる人が声かけと一緒にやさしくタッチすることがポイントと思いました。

沐浴は、手に石鹸をつけて赤ちゃんをきれいにしていくなど実践的なもので、役立ちました。擬似妊婦体験では、8キロの重りをつけた夫が階段を歩いたり、足の爪を切る動作なとで「苦しいな」と言いましたが、少しは私の苦労を分かってもらったと思います。帰る時夫が「これで安心して出産できるね」と言った言葉が印象に残っています。

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