ここがページの先頭です。
ページ内移動メニュー
ヘッダーメニューへ移動します
共通メニューへ移動します
現在の場所へ移動します
本文へ移動します
サイドメニューへ移動します
現在の場所
ホーム  健康情報  広島逓信病院だより  広島逓信病院だより No.86 19.10.1
ここから本文です。

広島逓信病院だより No.86 19.10.1

肩こり、頭痛などの女性疾患で悩んでおられませんか

産婦人科医長 竹 下  政 志

女性特有の疾患でお悩みの方が外来に来られますが、治療後「もっと早く来ればよかった」とおっしゃる方が多いと感じます。今回はそのうちの代表的な事例をご紹介します。

肩こり、頭痛、体がだるい

肩こり、頭痛、体がだるいということで来院されるのは45歳~55歳ぐらいの方が多く、個人の体調に違いがありますので、問診でお話をしっかりお聞きし、検査を行った後、漢方薬などの内服薬を処方します。その後、軽快された方から「日常生活が快適になりました」と言われることが嬉しいですね。

頻尿

頻尿傾向が増した結果、就寝後のトイレ回数が増え、夜眠れないという方がおられます。放置すると睡眼障害が悪化するケースもありますが、治療により軽減します。

閉経後の出血

閉経後に出血された方は、早めに産婦人科外来においでください。場合によれば、がんの怖れもあります。細胞診や超音波検査、MRI等の検査を行い、補助的に腫瘍マーカー検査もして体の状態をチェックします。

更年期障害

女性は長い人生の間、初潮、妊娠・出産、更年期、閉経など何度かイベントを経験していきます。男性とは異なり、妊娠・出産という目的を持つことから月経周期というメカニズムを体内に有しています。そのメカニズムの中心となるのが女性ホルモンです。しかし、そのホルモンが時として女性の体に害を及ぼすことがあります。
子宮筋腫、子宮体癌、子宮腺筋症、子宮内膜症、乳がんなどは、女性ホルモン特に卵胞ホルモンの過剰分泌が原因と言われています。反対に、卵胞ホルモンの分泌が下がってくると、更年期障害、骨粗しょう症などの原因になります。
更年期障害も体質によってさまざまな対処方法がありますので、のぼせ、発汗、月経の乱れ、うつなどの症状でお悩みの方は産婦人科外来においでください。

できていますか インフルエンザ対策

小児科医長 川 野  妙 子

今年もインフルエンザのシーズンが目前となりました。ここ数年インフルエンザの診断や治療はめまぐるしく変化しています。インフルエンザはインフルエンザウイルスによる感染症で、突然の38~39℃を超える発熱と頭痛、関節痛、筋肉痛、鼻水、のどの痛み、咳などがみられ、全身倦怠感等の全身症状が強いことが特徴です。また、感染力が強く、小児では脳炎・脳症、高齢者でも肺炎等により死亡に至るなど、単なる風邪の一種ではすまない合併症が多々認められます。

迅速キットによる診断が可能ですが、検査タイミングや感染の状態により必ずしも検査結果が100%というわけにはいきません。2001年には発症早期に服薬を始めると発熱期間が短縮されるインフルエンザの特効薬、いわゆるタミフルが承認され、その治療も大きく変化しました。しかしながら耐性ウイルスの出現、異常行動への関与も問題視されており、次第にその使用に関しても注意を要するようになりました。また小児では解熱剤の使用にも注意が必要です。かかりつけ医の指示に従って使用してください。

このように診断や治療は飛躍的に進歩してはいるものの完全ではありません。予防に勝るものはないでしょう。手洗いやうがいはもちろんのこと予防の基本はやはりワクチン接種です。新たな出現が危惧されている新型インフルエンザに対して現行のワクチンでは対応できません。また乳幼児の低年齢では学童期に比べ感染防止効果は低下します。しかし高齢者や慢性の基礎疾患を持つ方、気管支喘息を持つ小児などの重症化を防ぐ効果が認められています。流行が始まる前の11~12月にワクチン接種をお勧めします。小児科、内科で接種予約を受付ております。

心エコー検査のお勧め

第一内科医長 湯 谷  剛

昨年12月新しい心エコー(超音波)機器を導入しました。シーメンス社製の"セコイア"という外国製機種で、広島市内の病院では当院にしかなく、県内では3台で、抜群の画像の美しさと最新機能が特徴です。
心エコー検査はあまりなじみがないかもしれませんが、心電図と異なり、心臓を直接超音波で観察しますので、心臓の各部屋の大きさ、筋肉の厚み、弁や心室の動きなど詳細な情報が得られます。心電図やレントゲンで分からない心臓病の病態や重症度、治療方針に欠かすことのできない検査で、しかも体には全く害のない検査です。

検査の対象となる方は、心電図での異常や、胸部レントゲンで心臓拡大を指摘された方、労作時呼吸困難や、動悸、息切れ、下肢のむくみのある方、高血圧や糖尿病のある患者さまなどです。昨年10月以来、この検査による詳細な診断などにより、心臓病の患者さまが13名心臓外科で手術を受けておられ、別の病院で心臓病の治療や検査を受けていただくために紹介させていただいた患者さまは、広島市民病院を中心に約90名になります。

3年前、「広島心エコー研究会」を発足させました。私が代表世話人として、広島大学病院、広島市民病院、土谷病院、日赤病院、中電病院、広島総合病院、呉共済病院、県立広島病院の循環器内科・心臓外科・検査技師の方々と年2回研究会を行っています。当院で行えない治療や検査は、市内外の病院と連携をとって、患者さまが納得でき、最善の治療や診断が受けられるようにしております。
心臓に異常を感じられた方、少しでも心配のある方はおいでください

外科外来チームの紹介

看護師長 浦 部  房 枝

外科外来には月平均1,000人の患者さまが来られます。
最も多い疾患は「下肢静脈瘤」で、月40人、年間500人に達しています。下肢静脈瘤手術は平成4年から積極的に取り組みはじめ、当初は、年間50例程度でしたが、平成6年から爆発的に増加し、昨年の手術件数は550件に達しました。手術は、前任の清水部長の後を受け、杉山部長が主に担当しており、独自の工夫などの成果が実って技術が進歩した結果、痛みが少なく、日帰りや1泊2日の日程になるなど、治療期間の短縮化も可能になりました。患者さまは、メディアや口コミからでしょうか、島根県や山口県など他県からも多く来ていただいています。

下肢静脈瘤手術と同じように、ソケイヘルニア手術にも力を入れており、一般外科、消化器外科など幅広く取り扱っています。隠れた特徴を申し上げますと、「いぼ」がきれいにとれます。ラジオ波を用いて治療を行なうものですが、簡便で安価、治療をされた方から感謝されています。

私たち看護師や事務を行なう女性チームは5人で構成されていて、笑顔とていねいな説明に心掛けています。最近嬉しいことがありました。1か月間に2回、外科の患者さまから投書で褒められたことです。下肢静脈瘤手術を受けられた方が受付・手術・説明まで満足できるサービスだったとの内容でしたが、私たちが一番心掛けていることですので、大変嬉しく思います。

これからも、初めて来られる患者さま、再来の方とも満足されるサービスに心掛けていきたいと思っています。

ここまで本文です。
ここからサイドメニューです。 ここまでサイドメニューです。
このページの一番上へ
【画像】印刷用のフッター画像です