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広島逓信病院だより No.89 20.7

ドライアイ

眼科部長  豊田 英治

「ドライアイ」という言葉を最近、よく聞かれるかと思いますが、どんなものかご存知でしょうか?
眼の表面は涙によって覆われ、潤いを保たれて外界から保護されています。涙が減ったり、成分が変化したりして、十分に働かないために眼の表面が乾いて傷害され、眼の乾燥感や不快感を生じることをドライアイと呼んでいます。

涙の仕組み

涙は3層構造になっています。表層は「油層」といって、まぶたの縁にあるマイボーム腺から出る油分で、水分が蒸発するのを防いでいます。その下には「水層」といって、涙腺で作られる涙液の層で涙の大部分を占めています。眼球に接して「ムチン層」という粘液層があり、涙液が眼の表面に広がりやすくしています。

瞬きの役割

涙液は油層とムチン層に挟まれて、眼球全体に広がって表面を覆うことができますが、そのままでは10秒ほどで涙液層が乱れて、眼表面が露出した部分ができてきます。そのために瞬きをして、涙の層を再度、眼の表面に均質に広げているのです。

ドライアイの原因

ドライアイの原因には涙液の分泌量の減少と、蒸発量の増加があります。次のような要因があります。

シェーグレン症候群
涙液や唾液の分泌が減少する、中年女性に多い病気です。
空気の乾燥
冬場に空気が乾燥すると、涙液が蒸発しやすくなりますが、夏場でも冷房が効いた部屋では乾燥しやすくなります。
瞬きの減少
パソコン画面などを集中して見ていると、無意識のうちに瞬きの回数が減ってきます。
コンタクトレンズ
コンタクトレンズの装用により、眼が乾きやすくなります。
マイボーム腺の機能不全
油層の形成が不十分だと、涙液が蒸発しやすくなります。

診断と検査

眼科ではシルマーテストという濾紙に涙がしみこむ程度により涙液分泌機能を測る検査や、フルオレセインという色素で角膜や結膜の表面の傷害された細胞を染めて観る診察方法によってドライアイを診断しています。

治療は?

原因が生活環境などにある場合には、まず環境の改善から始める必要があります。それだけでは不十分な場合には、人工涙液を点眼して水分を補ったり、保水効果のあるヒアルロン酸という薬剤の点眼治療を行ったりします。
眼の乾燥感や違和感のある方は当院眼科へぜひご相談ください。

新任医師紹介

呼吸器疾患でお悩みの方

第二内科医長 坂本 直子

4月1日から内科に勤務させていただいています坂本です。
趣味は旅行と通販です。広島逓信病院の前は、大竹に4年間通勤していました。医師と主婦、母親の3役をこなすのに毎日悪戦苦闘をしているところですが、職場が近くなったことで生活がとても楽になりました。

専門は、肺炎、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、高齢者の肺癌、睡眠時無呼吸症候群などの呼吸器疾患の診療です。咳が続く、動くと呼吸が苦しい、眠るといびきや無呼吸があると言われる…などの呼吸器症状がある方はお気軽にご相談ください。最近は禁煙外来に参加し、禁煙を考えている方のお手伝いもさせていただいています。これからも呼吸器の慢性疾患はまだまだ増えてくると言われています。少しでも地元の呼吸器疾患の患者さまのお役に立ちたいと思っていますのでどうぞよろしくお願いいたします。

少子化は大人の意識が変われば良い

産婦人科医長 久住 一郎

4月1日から産婦人科で勤務しています久住(くすみ)です。
生まれる子供の数が少ないと話題になっていますが、産婦人科の現場で働く私は少しも悲観視してはいません。女性個人の問題ではなく、社会の、いや男性の問題でもあるからです。望まない妊娠の対応でも若い女性の「わがまま」ではなく、男性と妊婦さんのサポーターの拒否反応が大きな影響を及ぼしているからです。

社会がいかに多様化しても個人の行動には限度があり、どうしても身近な人の理解と協力が欠かせない毎日では自分の意思だけでは仕事も生活もできないのが事実です。妊娠、分娩の減少について、ある高齢女性活動家の言を借りれば、「命を賭けた妊娠でないから。」とありますが、それ程ではないまでも本来「産む」ということは、選択する問題ではないのも事実です。空想でしかない将来の不安を抱く若い女性の妊娠を受け入れ、背中をそっと押してあげる大人が増加すれば自ずと子供の数は増えると思います。
生まれたばかりの新生児が、いかに個性に満ち溢れた未完の存在であるか、日々驚かされます。環境と教育により無限の可能性を秘めた新生児も今の若者たちも大きく羽ばたけるはずです。

カープもサンフレッチェも絶えず応援し続けるファン、サポーターがいるからこそ、明日の期待に応えてくれるはずです。「女性の思い」をどう変えられるか、「女性の考え方が少し変わる、立っている位置が少し変わる。」ためには、声高でも抑圧的でもない共感に満ちた温かな語りで静かな会話が必要だと思います。そうなれば不安も悩みも軽いものでしかないと理解してもらえると信じています。
幸せになるコツは、「比べないこと。」と「驚かないこと。」ですから、これからも女性の味方に徹して「笑顔の美しい妊婦さんに会える」ことを最大の楽しみに毎日を過ごしたい私です。

注射で痔を治すということ

外科スタッフ

「痔」は、人が2足歩行をすることにより起こるとされ、多くの人が、悩んでいる病気です。お尻からポロッと出てくるものを「痔核」、お尻が切れて出血するものを「裂肛」と言います。
今までは、出たり入ったりする痔核に対しては、塗り薬や飲み薬を使用し、特に症状が強い人に対しては、手術で切除することが一般的でした。

最近、この出たり入ったりする痔核に対して、注射で治療するという方法が用いられるようになり、効果があることが分かってきました。この方法は、脱出を伴う内痔核に対して、硬化剤(製品名:ジオン)を注入し、炎症を起こさせることで、痔核を退縮させるというものです。注射後、1週間から1か月の間で効果が出てきます。 従来の、切除する方法に比べ、術後の痛みが少なく、入院期間も通常1泊2日で行なうことができ、翌日から日常生活に戻ることができます。

当院では、従来行っていた、塗り薬・飲み薬の治療や、手術で痔核を切除する方法に加え、この痔核硬化療法を積極的に導入しています。 お尻に不安がある方は、お気軽に外科外来までご相談ください。

駐車場の有料化にご理解を

当院の駐車場は、従来無料でご利用いただいていたところですが、近年、無断駐車がたいへん多くなり、外来患者さま等のご利用の妨げとなってしまったことから、平成20年6月1日から、管理機器を導入しご利用を有料とさせていただきました。お手数をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。 なお、外来患者さま等につきましては、無料(6時間まで)としておりますのでご利用ください。

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