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広島逓信病院だより No.93 21.08

傷を縫う必要のない下肢静脈瘤の治療

外科部長 杉山 悟

広島逓信病院の外科では、がんの手術・化学療法から、疣(いぼ)や痔などの良性疾患まで幅広い疾患を扱っており、全人的な診療を目指して治療に当たっています。

なかでも広島逓信病院の静脈疾患治療への取組は 20 年近い歴史を持ち、専門性の高い外来として口コミや周辺医療機関からの信頼を得て、広島市内はもとより市外や隣県からも患者さまが来られます。信頼を得ている理由は2つあると思っています。

当院では、初めて来院されたその日に、主な検査や診断を行います。これにより、確実なデータのもとで、治療の必要性や今後の治療方針の相談に応じています。

 
  1. 忙しい日常の中で大切な時間を割いて来院された患者さまの側に立った医療を心がけています。遠方から来られた患者さまでも、必要な検査が直ちに行えるのは大きなメリットです。静脈瘤は見た目に分かる病気ですが、その原因や治療方針などは、確実な検査のもとで検討する必要があります。当院では、その必要な検査を来院初日に行えるように静脈疾患の外来検査システムを確立しています。血管の検査を痛みもなく行なうシステムは、バスキュラーラボと呼ばれる最新の医療で、血管系疾患全般に応用されています。
  2. 当院では、傷を縫う必要のない下肢静脈瘤の最新治療を行っています。
    われわれは、下肢静脈瘤ができるだけ負担なく行える方法を常に研究してきました。しかし、いくら負担が少ない治療でも、すぐに再発してしまう治療では何にもなりません。その結果、行き着いた最新の治療は、日帰りや一泊の入院で行なう手術治療です。われわれは、専用のフックと呼ばれる手術器具を用いて、傷を縫う必要のないほどの小さい手術創で行なう治療を行っています。2~3 mm の傷で行なうと言えば驚かれると思いますが、これは医療保険が適応されており、多くの生命保険会社でも扱っている確立された治療ですので安心して受けることができます。

この疾患に限らず、われわれのコンセプトは、患者さまの立場に立った医療です。今後もこのことを心がけていきますので、外科疾患に関して気軽にご相談ください。

新任医師紹介

患者さまの体力、精神的負担を軽減する治療に心がけます

内科部長 保﨑 泰弘

広島逓信病院に 14 年ぶりに帰ってきました。前任の岡山大学病院では消化器・肝臓・感染症内科に所属し、長寿社会医学分野の老年医学も担当していました。これからの長寿社会において充実した健康寿命を医学的に提供するため、胃・大腸・肝臓・糖尿病といった疾患を中心として患者さまの健康増進のお役に立ちたいと考えています。患者さまの体力的・精神的負担を軽減するよう、検査・治療において心がけています。
趣味は、テニス・ゴルフ・シャンソニエ巡り。好きな絵画はオランダの寓意画です。同じ趣味をお持ちの方は声をかけていただければうれしく思います。

患者さまのオーダーメイドの治療に心がけます

内科主任医長 白神 邦浩

4月1日より内科に赴任致しました白神邦浩です。3月までは 12 年間広島市民病院に勤務しておりました。専門は肝疾患で、経皮ラジオ波焼灼療法・肝動脈塞栓術といった肝癌の内科的治療やC型慢性肝炎に対するインターフェロン療法(それと救急外来からの休日夜間の急患への対応)を主にやっておりました。

広島逓信病院では、肝胆膵疾患を主体として消化器病を専門に診療していますが、広く内科全般にわたっても診させて頂こうと思っています。今まで、ほぼ消化器(それも肝疾患)に特化した診療を行ってきたため、幅広い知識を要求され、研修医に戻ったような感じで勉強しなおす必要もあり新鮮な感じもしています。

エビデンスに基づいたうえで、さらに個々の患者さまに適したオーダーメイドの治療を心がけてまいります。
よろしくお願いします。

 

患者さまに最適かつ安全・確実な治療に心がけます

外科主任医長 瀬分 均

一般・消化器外科を中心に診療しています。最近は、QOL(患者の人間性や主体性を取り戻す)、EBM(患者の状況や意思を確認しながらの治療方針の決定)に基づく手術、低浸潤性(結核菌や癌細胞などが体の組織内で増殖を抑える)が求められてきており、大変大きな変化を見せております。患者さま個々の症状を踏まえ、十分なインフォームドコンセントを行なうとともに、患者さまに最適かつ安全・確実な治療に心がけています。特に症状のない方にとって手術とは決して楽なものではありませんが、少しでも良かったと感じていただける診察・手術に努めてまいりたいと思います。

話は変わりますが、私のライフワークとして 40 歳を過ぎた頃、将来に繋がる何かあればと感じ「釣り」と「キャンプ」を始めました。釣り(雑魚)は、当初広島湾でも面白いように釣れていたのですが、港湾整備のためか最近は低迷しております。また、季節はずれではありますが、「キャンプのためのキャンプ?」と称し、秋、ひんやりとした外気で虫が鳴く中、焚き火を囲んで話し合う至福のひと時を楽しんでおります。

外来化学療法室の紹介

看護師長 浦部 房枝

近年、がんの治療法の一つ、化学療法(抗がん剤の注射や内服などを投与する全身的な治療)は、手術療法や放射線療法とともに重要な位置を占めています。これまで繰り返し入院して治療しなければならなかった化学療法も、副作用に対する予防や対策が確立され、自宅で普段の生活をしながら、あるいは仕事をしながら通院により行なうことができます。

当院では多くの外来化学療法を行ってきましたが、これまで処置室は狭く十分な環境ではありませんでした。この4月から外来化学療法室を開設し、独立した空間の中でリクライニングチェアの設置・カーテンの取り付けなどにより静かな環境を提供できるようになりました。

化学療法は日々進歩しておりますが、患者さまによりいくつかの治療を組み合わせて行なうこともあり、予想される副作用に必要な対処を行っていても、脱毛、吐き気、他の全身症状など何らかの副作用が現れ、ある程度の苦痛を伴うことがあります。ほとんどの患者さまは、自宅で薬物有害反応を経験することから、次の治療時には既に症状が消失しているため医療者が患者さまの苦痛に気づきにくい状況があります。そのため私たちスタッフは外来化学療法中にちょっとした声かけや患者さまの瞬時の訴えを聞き、小さな変化や会話から自宅での様子や患者さまのサインを拾いあげられるようなコミュニケーションを大切にしています。
一人でも多くの患者さまに少しでも快適で安心な治療が受けられるよう、医師・薬剤師・コメディカルスタッフと連携を密にし、温かみのある看護に努めていきます。

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