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広島逓信病院だより No.100 23.06

下肢静脈瘤のレーザー治療が健康保険で受けられます。

外科部長 杉山 悟

 2011年1月、下肢静脈瘤レーザー治療は厚生労働省の認可を受け保険適用になりました。レーザーで静脈瘤を治すというのは、どういう意味なのでしょうか?
 下肢静脈瘤は ストリッピングという手術法でこれまで治療してきました。長い間、広く行われてきただけあって、このストリッピング手術-すなわち傷んだ静脈を抜いてしまう手術法は、再発も少ないし、合併症も少ない優秀な治療方法です。決して、従来の手術が劣っているわけではありません。しかし、「何も傷んだ静脈だからと言って抜いてしまうなんて、いやです。」という声が多いこともまた事実でした。
 レーザーによる治療は、下腿の静脈からカテーテルを入れて、傷んだ静脈にレーザー焼灼をすることによって、ストリッピングと同じ効果を狙った新しい治療方法です。膝より上に傷はなく、日帰り治療に向いています。仕事にすぐに復帰したい方に朗報です。
 レーザーは2002年にアメリカで認可されました。日本でも2003年以降、高額な患者負担で保険外治療が行われてきましたが、2011年1月から保険診療できるようになりました。これによって、負担額が大幅に軽減され、今まで、「静脈を抜いてしまう治療」に二の足を踏んでいた方も、レーザー治療が適正な値段で受けられるようになりました。
 ただし、どこの医療機関でもできるわけではなく、980nmレーザーを導入し、所定の講習を受講した専門医が勤務する医療機関のみに限られています。われわれは厚生労働省が義務づけたレーザー治療の講習や手術研修を経て、治療を実施しています。
 すべての静脈瘤をレーザーが治すわけではなく、レーザーに向くタイプの下肢静脈瘤と向かないタイプの下肢静脈瘤があり、診察をして超音波検査を行ってみないと分かりません。また、レーザーではなく、硬化療法という治療(注射療法)で治せる場合もあります。これまで当院で行われた10,000肢以上に及ぶ治療経験から、患者さま一人一人に合った適切な治療をお勧めしています。
 まずは、診察室でご相談ください。

新生活を元気にスタートさせましょう

小児科医長 川野 妙子

 寒い冬が終わり、やっと暖かな春となりました。この春、保育園や幼稚園に入園され、新生活のスタートに心躍らせていらっしゃるご家庭もたくさんおられることと思います。小児科外来でも、入園に必要な健康診断書を求めていらっしゃるご家族の姿を散見し、心温まるものがあります。楽しいことが一杯の春ですが、5月病などと言われるように、環境の大きな変化に体調を崩され受診される方が多くなるのも春の特徴です。
 保育園や幼稚園では、子どもたちにとって楽しいことがたくさん待っています。その一方で、子どもがたくさん集まれば、風邪の移しあいこは避けて通れません。「今まで熱一つ出したことが無かったのに、入園してから薬を飲まなくてよい日がないくらい、ずっと病気をしています。何か悪い病気にでもかかっているのではないでしょうか?」といって、検査を希望され受診される方が増えるのが、決まって4月の終わりから5月にかけてです。
 小さな子どもの病気の多くは感染症といって、人から人へと移る病気です。特に熱・咳・鼻水などはほとんどがウイルスによる感染症で、俗に「風邪」といわれるものです。子どもは色々な感染症をもらう中で、次第に免疫がつき、強くなっていくのですが、インフルエンザのように特効薬のあるウイルス感染症はまれで、多くのウイルス感染症は自分の免疫がついて、ウイルスをやっつける力が付いてくるのを待つしかありません。ウイルス性の風邪に抗生物質は無効で、薬を飲んでいれば風邪は引かないというものではありません。免疫力を高めるためには、安静にしてできるだけ水分や栄養を取ることが大切で、お薬は体力の消耗を最小限に抑え、免疫力を引き出す手助けとお考え下さい。無理を重ね、十分に風邪が治りきらず、体力が戻らないうちに次の新しい風邪を繰り返しもらうと、気がつけば肺炎になっていた、ということも稀ではないのです。仕事が休めず、お子さんに十分な自宅療養をとらせることも難しい社会環境ですが、食欲や睡眠、排便のリズム、熱や顔色などお子さんの健康状態を日ごろからよく観察し、過度な無理が続かないよう、少し早めの休養を心がけ、新生活を元気に送れるよう気をつけたいものです。   また、はしか・ふうしん・みずぼうそう・おたふくかぜ・百日咳などは予防接種で防ぐことができる病気です。予防接種を怖がる人もいますが、病気になって苦しむより予防接種で病気を防いだほうがずっと楽に過ごせます。またこのような病気になると、長い間保育園や幼稚園を休まなければなりません。予防できる病気はできるだけ防いで、元気に過ごしたいものです。きちんとワクチン接種がすんでいるか?などご心配な点がありましたら小児科外来までご相談ください。

作業療法とは?

リハビリテーション室

 昨年の10月から、機能訓練の一環として作業療法室が開設され、リハビリを推進するチームの一員として作業療法士が勤務することになりました。
 「作業療法」とは、作業活動を行う中で、身体面、精神面のリハビリを行っていきます。そのため、作業療法室は、治療室というよりも家庭に近い環境に作られています。明るい気持ちで意欲的に訓練に取り組んで頂けるように室内に鮮やかな配色を用いています。例えば、調理練習のための調理スペース、洗濯練習のための洗濯コーナー等あります。入院生活は、日常生活とはかけ離れた生活スタイルになってしまいます。そのような生活から社会生活に戻る際、作業療法室で実際の日常生活の動作を行いながら自信をつけ、工夫を検討しながら、退院に向けて進めていきます。動作の回復のみにとどまらず、心のケアを含め、社会生活に戻り、その方らしい暮らしを取り戻せることに目を向けたリハビリを提供していきたいと思います。

地域連携・医療福祉相談室の紹介

地域連携・医療福祉相談室

 平成17年4月より地域連携室を開設して6年が経過致しました。平成22年7月より名称を「地域連携・医療福祉相談室」と改め、9月には医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)が新しいスタッフとして加わり、医療相談業務の充実に務めています。
 医療ソーシャルワーカーとは、保健医療機関において、社会福祉の立場から患者さんやその家族の方々の抱える経済的・心理的・社会的問題の解決、調整を援助し、社会復帰の促進を図る業務を行います。
 「初めて家族を介護することになったのだけど、どうしたらいいかわからない」「身体障害者手帳や介護保険など福祉サービスについて知りたい」「退院後の生活が不安」「福祉施設や療養型病院について知りたい」「医療費や今後の生活のことが心配」など入院・通院されている方々の疑問や不安を、社会福祉の立場から患者さんやそのご家族の方々のサポートをさせていただき、安心して療養ができるよう支援していきます。
 ご相談は医師や看護師を介して、また患者さん・ご家族から直接でも構いませんのでお気軽にご相談ください。
 また、かかりつけ医院からの外来予約の窓口、専門の医療機関への紹介・予約等の従来の連携室業務もさせて頂いております。
 地域連携・医療福祉相談室は、本館1階 売店横にあります。

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