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ホーム  健康情報  広島逓信病院だより  広島逓信病院だより No.113 2014.7
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病院だよりNo.113 2014.7

薬の適切な使用について

薬剤部長 日浦 昌洋

 近年、新薬と呼ばれる新たに開発された薬がたくさん発売されています。もちろん効果も高く、使い易さを改善した薬もたくさんあります。一方、飲み方や、使い方が複雑になっている薬もあり、戸惑われることもあると思います。使い方を間違えると効果が半減したり、副作用が強く出てしまう事もあります。
 例えば、糖尿病の飲み薬で食直前服用となっている、商品名ではベイスンやセイブルという薬があります。食べた物の吸収を遅らせ、食事中から上がっていく血糖値の上がり方をできるだけ緩やかにして合併症の発症を予防する薬で、食後に飲んでしまうと効果がほとんど失われてしまいます。また、骨粗しょう症の飲み薬で起床時服用となっている、商品名ではボナロンやアクトネルという薬があります。骨量が減っていくのを抑える効果がありますが、食事と一緒に服用すると、薬の体への吸収が極端に下がります。また、その後少なくても30分は横にならず、上体を起こしていないと薬の成分が食道を荒らしてしまい易くなります。薬を服用する際、水を180ml以上飲むことにより薬の刺激が少なくなり食道を荒らし難くなります。
 このように適切に薬を使うことで、より安全で効果的に薬を使うことができますが、不適切な使い方をしてしまうと効果が上がらず、副作用も出てしまう可能性があります。
 薬剤部ではこのように複雑になっている薬の使い方を含め、患者様にとって、より有効で安全な薬の使用について、健康を守るお手伝いをさせていただければと、職員一同日々研鑽して参ります。何でもお気軽にお尋ねくださるようお願いいたします。
 
 糖尿病治療中の患者様に朗報!!
 まったく新しいタイプの治療薬が今年4月より順次発売されます。
 選択的SGLT2阻害剤という総称の薬です。今まであった多くの薬は血液中の糖分を血液中から体に蓄積させることにより血糖値を下げていましたが、選択的SGLT2阻害剤は尿の中に糖を排泄(体の外に出す)する薬で、今後の治療に期待が持たれています。
 ただ、尿の中に糖を出してしまうため、膀胱炎などの感染症になり易くなったり、尿量が増えるために脱水になりやすくなることが指摘されています。当面は脱水や感染症になり難い、比較的体力がある男性を中心に、安全重視でより適切な使用に努めて行きたいと思いますのでご協力をお願いいたします。

「わたしの人生」どう書きあげます?


外科主任医長 宮出 喜生

 あなたが今まで毎日一所懸命に書き綴ってきた「私の人生」の最終章は出来上がっていますか?
 2人に1人が がんを患い、3人に1人が がんで亡くなる今、これはとても大切な問題です。特に、自分の意思表示ができない状況になった時に重要になります。1950年には80%、1970年でも50%以上の人が自宅で亡くなっており「死」は身近に存在していましたが、2005年には自宅で亡くなる人は10%までに減少し、80%の人が病院で亡くなるようになっています。
 このような状況下ではもはや「死」は日常生活の中に存在するものではなくなってしまいました。そして「死」について話すことがタブーのようになってしましました。
 そのため、最期における本人の治療の希望が家族に伝わっていない、ということもありえます。特に、子供が遠方に住んでいれば話し合う機会はなおのこと遠のいてしまいます。実際に、本人と家族の希望が異なるということも少なからずあります。
このような状況下で突然、家族が決断を迫られても、本人の希望に沿えているのか不安を抱えながら決めることになります。
 最近では「エンディング・ノート」と呼ばれるものも見受けられます。エンディング・ノートは本人の考えを残し、伝えるには良い方法だと思います。しかし、逝くものから残るものへの一方通行です。
 本人と家族の希望が異なり本人の希望を優先すれば、家族は心に「しこり」を抱えたまま、それからを生きていくことになります。
 人は各々に考え・思いは異なります。家族にも後悔なく、自分が自分らしい最期を迎えるためにも、家族と話あってお互いに納得のいく人生の最終章を書きあげてください。
 残される家族のため、そして最も大切なあなた自身の人間としてのプライドのためにも。

新任医師紹介

第二内科主任医長 白神 邦浩(しらが くにひろ)

 4月より内科に赴任いたしました白神邦浩と申します。といっても、昨年3月まで4年間当院で勤務していましたので1年ぶりの復帰となります。以前担当させていただいておりました患者さんとも多く再会でき懐かしく思っています。専門は肝臓病ですが、肝疾患に限らず内科一般を幅広く診させていただいております。肝臓の分野では、C型肝炎に対するインターフェロン療法やB型肝炎に対する核酸アナログ療法などは近年飛躍的な進歩を遂げており、新しい治療薬も次々に登場しています。これらウイルス性肝疾患以外にも自己免疫性肝疾患やアルコール性肝障害、脂肪肝、薬物性肝障害、肝癌ほか様々な方を診療してきました。エビデンスに基づいたうえで、それぞれの患者さんの背景に応じたオーダーメイドの治療を心掛けるようにしています。よろしくお願いします。

平成26年度 糖尿病教室(7~9月)の開催

 7月は、糖尿病に特有な合併症のお話、8月には好評のランチ会を開催いたします。
 また、広島大学大学院から講師をお迎えして『糖尿病と歯周病の関係について、正しい歯磨きの方法』の指導をしていただきます。
 9月からは、糖尿病全般についての講義です。たくさんの方のご参加をお待ちしております。
 午後2時から約1時間、東館3階 会議室(内科外来の上の階)で開催します。

 ※ランチ会の会場は12時から「本館2階会議室です」予約制で参加費500円が必要です。

担当内容テーマ
10 臨 床 検 査 技 師
糖尿病の検査
※糖尿病に特有な合併症の検査について
糖尿病に特有な
合併症について
17
眼 科
豊 田 部 長
糖尿病網膜症
※3大合併症である眼の合併症について
24 歯 科 衛 生 士
口腔ケアの実際
※口腔ケアの必要性と方法について
※歯周病にならない正しい歯みがきの方法を
実際に行います。
普段お使いの歯ブラシをご持参ください。
広島大学大学院医歯薬学総合研究院 講師
原 久美子先生
ラ ン チ 会
実際、病院で出されている糖尿病食を食べながら、
みなさんで食事療法について勉強しましょう
※会場は、本館2階会議室です。
(12時から1時間程度)
※予約制で参加費500円が必要です。
予約は、総務課または内科外来にて受け付けております
食 事 療 法
11
内 科
保 﨑 内 科 部 長
糖尿病とは?
※糖尿病と合併症について
糖尿病全般
18
薬 剤 師
薬物療法について
※腎症の薬物療法について
25 管 理 栄 養 士
食事療法について
※糖尿病腎症の食事療法

肝臓病教室のご案内

本年度から年4回「肝臓病教室」も開催しています。第2四半期では、9月17日(水)午後2時から約40分、東館3階 会議室(内科外来の上の階)で開催します。参加は自由です。肝臓病について一緒に勉強してみませんか!!

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