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NIPT

NIPT

【非侵襲的出生前検査(以下NIPT)】をご存知でしょうか。
時々新聞紙上にも取り上げられることのある検査ですが、妊娠初期の女性の血液を検査することで、胎児のいくつかの染色体異常の有無を、極めて高い確率で推定できる検査です。2003年にヒトの全DNAの標準配列が決定されたことと、次世代型シーケンサーの進歩を基礎にアメリカの検査会社が基盤技術を開発、日本では2013年4月から導入、実施され、2016年3月末時点で、約3万人がこの検査を受けています。


名古屋逓信病院産婦人科の遺伝相談外来は、本年6月から日本医学会の承認を得て県内4番目のNIPT受託医療機関として希望者に対して遺伝カウンセリングを開始いたしました。
カウンセリングとは、クライアント(依頼者)が納得して意思決定をすることを援助するプロセスとされています。遺伝カウンセリングの場合、カウンセラーはクライアントとの対話から「情報を収集」、医学的な「情報を提供」し、クライアントの「疑問を解決」して、明らかな「誤解は訂正」しますが、指示、誘導、禁止といったことは行わず、あくまでもクライアントが自主的に結論を導き出すお手伝いをいたします
。 当初の2か月だけでもクライアントは県内のみならず、日本医学会やNIPTコンソーシアムのホームページを見て、県外からも多数いらっしゃいます。晩婚・晩産化している現代日本において、本検査に対する社会的ニーズが高いことが伺われます。


現在の日本では、母体の高齢化に伴って増加する染色体異常をターゲットとしたNIPTが実施されておりますが、NIPT自体も日々進化しています。今年の国際人類遺伝学会では、年齢に関係なく発生する染色体の欠失などをターゲットにした新規NIPTが米国で開発されたとの発表があり、各国の医療関係者の関心を集めていました。この検査が早期に本邦に導入されることを期待したいところです。


NIPTは世界各国で実施されておりますが、現在最も多くのNIPTを安価に行っているのは中華人民共和国であると聞いております。また新規NIPTもグアムやハワイなど米国領までいけば受けることができます。日本国内で新規NIPTの早期導入が図られなければ、結局は日本をガラパゴス化させ、外国へのNIPTメディカルツーリズムを加速させるだけなのではないかと懸念されてなりません。


現在本邦で行われているNIPTについて詳しくお知りになりたい方は、NIPTコンソーシアムのホームページをご覧ください。
また、当院でのNIPTを希望される方は、名古屋逓信病院のホームページのこちらに申し込み方法などが掲載されていますので、ご覧ください。

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