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ホーム  トピックス  第28回「JPUC~葵フォーラム~」を5月25日(木)に開催しました。
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5月の葵フォーラム開催模様

25日(木)に行われました、フォーラムの様子です 今回は54名のご参加をいただきました。

講演会

名古屋逓信病院 栄養サポートチーム・加藤幸彦先生「嚥下造影検査(VF)の取り組みについて」と題しまして、前半は診療放射線技師・加藤幸彦先生から嚥下造影の概要について、後半は、言語聴覚士の渡邉佳宏先生からVFを実施した2症例を紹介していただきました。VF検査とは、造影剤または造影剤を含む食物を嚥下させて、嚥下関連器官の状態と運動をX線透視下で観察し動画記録する機能検査です。造影剤には硫酸バリウムを使用し、日常食べている飲食物の物性を再現するために、とろみをつけたり、ヨーグルトに混ぜたりして検査食を調整しています。嚥下内視鏡検査(VE)と比べると被爆はありますが、内視鏡の違和感がないのと、誤嚥を観察しやすく治療のために得られる情報が多いのが特徴です。
後半では、VF検査を実施した、(症例1)廃用性の全身耐久力低下による高誤嚥リスク患者と、(症例2)口腔内腫瘍術後で慎重な判断を要した患者の症例でした。症例1では、ベッドの角度を上げることができれば自力で食事摂取ができるようになり、介護負担が軽減するのではないか、食形態を上げることでバリエーションが豊富になり、在宅復帰が容易になるのではないか、という視点で検査を行いました。症例2では、トロミを外したいというご本人の要望検討のため検査を実施しています。

言語聴覚士 渡邉 佳宏先生高齢者の方に、とりあえず食べさせてみる、ということが日常みられるかと思います。しかし、全身耐久力が低下している高齢者の方は、かなりリスクが高く慎重な対応が求められます。そのような高齢者の方にVFは有用であります。この検査は、体調安定・意識清明・車いす座位保持可という条件が揃えば、苦痛なく負担感が少なく、検査時間は15分程度で可能です。「痰がからむ」「むせている」といった症状がみられましたら、ぜひVFをご検討ください。

事例検討

80歳代男性、右蝶形骨洞真菌症術後にADL低下や視力障害が急速に進み、施設入所になった患者です。今回は、「視力障害、失明の患者へのケア」や、「在宅ケアを希望されているが、難しい状況である場合の対応」「転院先を決定する際のポイント(退院支援への依頼、転院、転所決定へのタイミング)」などについて、各グループで意見を出し合いました。

・視力障害があり落ち着いた、ゆったりとした環境の提供が必要ではないか
・家族が通いやすい施設に結び付けられた点がよかったのではないか
・一番最初の病院からの紹介状もあったほうが、施設としては情報を多く収集できる
などの意見がでました。名大病院から逓信病院へ転院後、約1か月で落ち着いた療養先である施設へ入所できたことは、ご本人にとってよい環境を提供できたと思います。また、一人の生活者を地域全体で支えていくために、有益な情報共有とは?を考えることができた事例でした。

第29回目の葵フォーラムは

次回の開催は、6月22日(木) 講演2題になります。
演題は、名古屋逓信病院 管理栄養士・高守里香先生の「高齢者の低栄養を防ぐ食事」と吉田医院 院長・吉田淳先生による「病院を捨て、町へ出よう」を予定しております。皆さまのご参加を心よりお待ちしております

☆☆☆勉強会や講演会などの企画案を募集いたします☆☆☆

参加されている方はもちろん、今後参加を希望される方でも、「こんな企画なら行きたい!」というものがありましたら、電話、メール、手紙でも結構です。
ぜひ、ご連絡ください。
お待ちしております!

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