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地域連携室ニュース 連携医を訪ねて(第2回)

当院と連携されている医療機関をご紹介いたします

 シリーズ第2回目は、千代田区医師会の副会長をされています「市ヶ谷駅前診療所」の泉田 秀輝院長に東京逓信病院の印象などを当院、地域連携・医療福祉相談室長の宮崎 滋副院長兼内科部長がインタビューに伺った模様を紹介します。

【泉田院長先生へインタビュー】

「市ヶ谷駅前診療所」
泉田 秀輝 院長

(千代田区医師会副会長)
経歴
昭和49年日本大学医学部卒業後、脂質代謝、循環器関係を専門に勉強され、昭和60年にクリニックを開業し、現在に至る。

クリニックの特色について

(宮崎)
今回が第2回目で、第1回目は、小池会長に伺ったのですが、千代田区医師会の副会長をされ、市ヶ谷でクリニックを開いておられ、当院を支えていただいております泉田先生にお話をお伺いします。 早速ですが、先生のご経歴とこちらのクリニックの特徴などを簡単にお話していただければと思います。
(泉田)
私は、昭和49年に日本大学医学部を卒業して、昔の第二内科に入局して、脂質代謝とか循環器の方を専門に勉強していました。

(宮崎)
その時の第二内科の教授は・・・
(泉田)
私の時は、波多野教授で、もう1人、八杉教授がいらして、その八杉教授の所で勉強させていただきました。
(宮崎)
八杉教授は、脂質代謝の草分けのような先生ですよね。
(泉田)
そうですね。非常に尊敬できる良い先生に巡り合えたなと思っております。
 第二内科に入局したきっかけになったのも、私が学生の頃、八杉先生が講義に来られ、その時、心臓病の予防に関する英語の教科書を使われて講義をされました。その内容は、脂質代謝と食事についてでした。ちょうど試験にも関係するので、英語の出来る友人とで、50、60ページの厚いものでしたが、その教科書を全訳しました。そういったきっかけがあって、八杉先生に惹かれて、第二内科に入局して八杉先生の指導の下に動脈硬化とか脂質代謝を研究させてもらいました。研究している間に、東京医科歯科大学で勉強して来いというお話があり、第三内科の沼野先生と八杉先生が親しかったこともあり、その研究室の須永先生に直接ご指導いただき、1年ほど勉強させていただきました。入局してから8年目ぐらいに、そのことを基に研究した結果を博士論文にして、今でもこのようにあるのですが。
(宮崎)
すごいですね。立派なものですね。
(泉田)
宮崎先生も医科歯科大学ときいていますが。第三内科ですか。
(宮崎)
私は、第一内科の出身です。
(泉田)
ですから先生とも関係があり、お世話になっているところです。
(宮崎)
その後、しばらく大学にいらっしゃったのですか。

(泉田)
博士の研究が終わって、山梨医科大学に出張に行き、再び日本大学に帰って来きてから、進路を決めないといけないことになりました。残った研究を続けながら大学に残るか、臨床したい気持ちもあったので、臨床に進むか迷っていた時、たまたま先輩から今やっています市ヶ谷診療所の基になります診療所を手伝ってくれないかという依頼がありました。大学を辞めるにも理由が必要なものですから、その先輩のお手伝いをすることを理由に辞めて、市ヶ谷駅前のビルの3階で始めました。大学で10年お世話になって、昭和60年に開業させていただいて、そこから10年診療していましたが、ちょっと狭くなってきたので、今の所に移り開業することになりました。
(宮崎)
最初から「市ヶ谷診療所」だったのですか。
(泉田)
いえ、最初から現在も「市ヶ谷駅前診療所」です。市ヶ谷診療所と言いたかったのですが、国税局の市ヶ谷診療所が隣にあったことから「市ヶ谷診療所」という名前が付けられなかったので「市ヶ谷駅前診療所」という名前にしました。
(宮崎)
今は、市ヶ谷診療所ですよね。
(泉田)
国税局の市ヶ谷診療所が移転をしたので、保健所に申請をして承認をもらったのですが、社保の方で「市ヶ谷」と言うのは大きいのであまり好ましくないみたいで、通称「市ヶ谷診療所」なら良いということで、正式には「市ヶ谷駅前診療所」です。
(宮崎)
診療は、先生のご専門を主にしておられるのでしょうか。
(泉田)
特別な事を行っているわけではなく、大学の時の専門を活かし、動脈硬化の予防や治療や、また当時、がんが増えてきている時でしたので、がんの予防と早期発見、早期治療に繋がる診療をしたいという思いで診療を行ってきました。

東京逓信病院との関係・印象を…

(宮崎)
現在は千代田区医師会の副会長ということで、大変お忙しいと思いますが、医師会の中で、これまでどのように地域医療を行ってこられたのでしょうか。
(泉田)
そうですね。医師会の理事にさせてもらったのが、ちょうど10年ほど前です。
当初、医師会では介護保険とか会計とかの仕事をさせていただいたのですが、今は総務担当になりましたので、医師会全般的な事を対応させていただいています。

(宮崎)
千代田区の地域医療、地域連携でご苦労されていることはありますか。
(泉田)
一つは、開業当初、もう25年ぐらい前ですが、地域の事情も分からなかったので、連携するとしたら患者さんが好まれる病院、あるいは私の知っている大学の病院にと連携をするというかたちでご紹介をしていました。しかし、その頃は大病院というのは、連携診療という考えは無かったですから紹介するにも結構大変でした。やはり東京逓信病院さんのように積極的に連携を執っていただいてからは非常にありがたく感じています。
(宮崎)
東京逓信病院が一般開放になったのが、昭和61年ですから、ちょうど泉田先生が市ヶ谷で診療所を開かれた時ですかね。
(泉田)
そうですね。
(宮崎)
地域連携室が出来たのが、10年ほど前ですから、それまでは先生がおっしゃるように地域連携というのも当院にも無かったかと思います。
 当院とどのように係わってこられたのか、現在の東京逓信病院のご印象はいかがですか。
(泉田)
確かに地域連携室が出来る前の東京逓信病院というのは、私も良く知りませんでしたが、地域の方々は良くご存知で、オープンになったけど少し違和感があるというお話をされる方が多かったですね。
(宮崎)
職域の病院でしたからね。

(泉田)
オ-プンにはなったけど病院の隅々までは、オープンという認識が無かった。
時々ですが、そのようなお話を聞いたのですが、地域連携室が出来てからはすばらしい対応していただくようになりました。この地域ですと大きな大学病院、慶応大学とか東京女子医大とか沢山ありますので、そちらに紹介して下さいという患者さんが当初、多かったです。しかし今は、患者さんの方から「東京逓信病院へ」と言われますし、こちらからも「東京逓信病院はどうですか」と言えるようになりました。これは地域連携室のおかげでもありますし、院長先生はじめ連携に前向きに取り組んでいただいたからだと思います。千代田区医師会の先輩の先生からのお話でもやはり「東京逓信病院と千代田区医師会とは特別な関係で、当初から医療連携に前向きに取り組んでいるんだよ」とお話を聞いていましたので、医師会の一人として頼りにさせていただいています。
(宮崎)
当院は、一般開放の時、当時の会長でおられました幾島先生に大変お世話になって、千代田区医師会のご理解いただいたこともあるかと思います。大変感謝しております。
最近、当院に患者さんをご紹介されて良かった事例はありますか。
(泉田)
何処の科にお願いしても、基本的に患者さんが喜んで帰って来てくださるので、ありがたく思っています。特に入院をしたり、手術をしていただいた時に、東京逓信病院のアメニティーと言いますか、食事も美味しかったし、ドクターのみならず看護師やスタッフに親切にしていただき気持ちよく入院生活を送れたという喜びの声が結構聞かれます。
東京逓信病院は、外来もすばらしいですけれども入院するには非常に良い病院と私も認識しています。自分が入院する時は是非お願いしようかと・・・(笑い)。
(宮崎)
(笑い)。

(泉田)
ですから患者さんにも自信を持ってお勧めできます。
(宮崎)
ありがとうございます。
地域連携に関しては「診療科のご案内」をお配りしたり、連携に必要な物が入っている「地域連携室ファイル」などを作っておりますが、ご活用いただいておりますでしょうか。
(泉田)
もちろんです。ただ、外来表は毎月、送っていただいておりますが「専門分野一覧」があまり更新されていないようです。
(宮崎)
申し訳ございません。早速、現行化させていただきます。ご指摘ありがとうございます。当院に対してこのような施策を行って欲しいとか改めて欲しいとか何か先生のご要望、ご意見はありますか。

(泉田)
今、患者さんの予約をさせていただく時に、某大学病院は、昨年から完全予約制に移行して、ほぼ予約制になっているのですが、電話をして先方からFAXで用紙を送ってきて、それをこちらでFAXを返送して、やっと予約が完了するということになります。煩雑でかつ、診療所としては、保険証のコピーまで事前に送ったりと大変なのですが、東京逓信病院の場合は、地域連携室がしっかり対応していて、電話1本で予約を完了させていただいているので、非常にありがたいと思っていますし、これ以上のことは特にないのですが、前からお願いしている件で中々実現ができないものもあります。消化器の胃の内視鏡、大腸の内視鏡とかは非常にニーズが多いですので、せめて上部だけでも受診せずに予約し、予約した日に行けばすぐに内視鏡が出来る体制が整えば非常にありがたいです。
(注)現在は、一度受診してから内視鏡検査を予約していただき、検査を受けることになっています。
 以前、内視鏡センターが出来るという時にお願いをしたのですが、確かに大腸はリスクが高いので難しいと思います。しかし、上部は何処でも行ったその日に検査をしてくれる所が多いですよね。ですから前に行っているから検査をしなくても良いということがあるのかも知れませんが、検査をやってもらった方がさらに良いですね。それ以外はないですね。
(宮崎)
わかりました。貴重なご意見をありがとうございます。今電話1本でというお話がありましたけれども、紹介の際にレスポンスのスピードをもっと速くして欲しいなどありますでしょうか。
(泉田)
確かに時たま遅いときもありますが、それはこちらが指定日を言って、空いていない時に先生に問い合わせをされて調整しているのが感じられるので、遅いとかは感じないです。

連携医として、当院に求めるものは…

(宮崎)
今後、何か今の現状を変えると言いますか、千代田区での地域連携診療で改善すれば更にもっと良くなるというご提言はございますでしょうか。
(泉田)
一クリニックとしては、今の東京逓信病院さんの対応で十二分なのですが、ただ地域に対する配慮も頂ければと思います。医師会として地域の事を考えると、千代田区はある意味特殊な所があります。住民が少なくて昼のビジネスマンが多く、ビジネスマンに対する医療は、大きな病院も沢山ありますし、医師会員もしっかりしていますので、ある程度ニーズに合っていると思います。地域の住民に対する医療サービスについては、変化が起こっています。今、都心回帰の傾向があり、地域の住民が増えてきています。
(宮崎)
え、増えているのですか。
(泉田)
千代田区は住民が増えているのです。若い方が増えてきているからだけでなく、ご高齢の方も増えているのです。
しかし、それに見合った在宅医療とか特別養護老人ホームとか介護保険施設などの整備が不十分で、医師会の責任もあるのですが、地域の方が安心して、生まれて死ぬまで生活できる医療が重要な課題となってきました。
これから団塊の世代が亡くなる時代になると、在宅や介護施設で亡くなる選択の幅を広げることが必要になると思います。このことは、滝前会長や今の小池会長も重要な課題であると考えておりますし、行政からも話を伺っていますので、在宅などを地域の中核病院でもある東京逓信病院も目線を少し下げてもらえればと思います。
(宮崎)
何らかの形で関与するということですね。
(泉田)
はい。そうですね。何らかの形でサポートしていただき、一緒に行動していただければと思っています。
(宮崎)
当院の場合は、在宅に関しての部署が無いので、今後の大きな課題と言えますね。
 検討しなければと思っています。
 本日は、お忙しい中ありがとうございました。


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