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地域連携室ニュース 連携医を訪ねて(第20回)

当院と連携されている医療機関をご紹介いたします

 シリーズ第20回目は、大手町内科胃腸クリニックで院長をされています近藤伸宏先生に東京逓信病院の印象などを当院、地域連携・医療福祉相談室長の江藤 隆史副院長兼皮膚科部長がインタビューに伺った模様を紹介します。

【近藤院長へのインタビュー】

「大手町内科胃腸クリニック」
 近藤 伸宏 院長

近藤院長顔写真

経歴
昭和60年東海大学医学部医学科卒業、東海大学病院内科学教室、清川病院、茅ケ崎市立病院勤務等を経て、平成6年藤間病院消化器内科部長就任。平成14年日本ビル内科胃腸科クリニック開設。平成26年再開発に伴う移転のため、閉院。同年大手町内科胃腸クリニック開設。現在は、院長として、また千代田区医師会の理事としても活動している。


診療所の特色について

(江藤)東京逓信病院の江藤です。当院に望むことや他の連携医の先生方のご活動を知っていただき、活発な連携の輪を広げていきたいと思って企画しております。まず、始めに先生のご経歴と診療所の特色をお教えください。
(近藤)私は、中学高校と学習院でしたが、当時は大変のんびりした学校で受験者も少なく、楽しく部活に打ち込み、その後多少遅れて東海大学に進みました。大学でも楽しく伸び伸びと学び、卒業後は2年間ローテーション後に内視鏡内科に入局しました。東海大は、当時としては比較的珍しく、内科も7つに細分化されており、当科は消化管を中心とした内科でした。9年間勉強させていただき、その後熊谷市の病院で8年間内科全般と健診業務に携わり、平成14年に当時の三輪教授のご紹介で東京駅前の日本ビルで開業することになりました。紹介といえども何のツテもなく資本金もなく、日本の中心地に落下傘開業ですので、今考えると無鉄砲だったと思います。開業初日の患者数は関係者2人でした。でも医師会の先生方の温かいご支援のおかげで何とか続けてこられました。12年間何とか軌道に乗ってきたところで、東京駅前再開発で日本ビル解体が決まり、再度振り出しに戻ることになりました。
(江藤)それは、大変でしたね。
(近藤)当院は全くの個人ですので移転には本当に苦労しましたが、偶然大手町中心部の1階という好立地が見つかり、平成26年に移転、現在に至ります。当地はご覧の通り周辺に住民は全くいませんので、昼間の就業者に依存しております。しかし日本ビルでその需要は実感しておりましたので、今回の開業にはあまり不安はありませんでした。当院は国保が極端に少なく、住宅街の開業医様と比べると若い方と初診が多いですが、その分入れ替わりも激しいですね。八重洲から丸の内に会社が移転しただけで紹介状を希望してきますから。

医師会の活動内容や日頃の診療業務等でご苦労されていること…

写真2

(江藤)医師会の活動や日頃の診療業務等でのご苦労など何かございますか。
(近藤)医師会では主に休日応急診療を担当しております。といっても、毎週当直するわけではなく、当番表を決めたり、トラブル時の対処、レセプトのチェックなどです。診療業務での苦労は、何と言っても近隣にすぐ引き受けてくれる大きな病院が少ない事ですね。

東京逓信病院との関係・印象を…

写真3

(江藤)当院の印象は、いかがでしょうか。
(近藤)横のつながりが取れたとてもアットホームな印象があります。それでいて各科とも非常に専門的で先進的な医療を心掛けていらっしゃる。毎回自信を持って紹介させていただいております。
(江藤)ありがとうございます。当院の紹介制度については、いかがですか。
(近藤)とにかくお願いした患者は必ず受けてくださる所に感銘しております。開業医は誰でも元は勤務医だったわけで、どんな患者でも受けるということの大変さは身にしみております。当院は徒歩圏内の病院はありませんので、軽症から重症(滅多にいませんが)のほぼ全例お願いしている状況で、大変助かっております。
(江藤)今後とも紹介よろしくお願いします。
(近藤)貴院に紹介すればだれが診察してくれるか、顔が見えてきますのでいいですね。
(江藤)「顔が見える」連携を今後とも心掛けていきたいと思います。

当院に求めるものは…

写真4

(江藤)当院に今後、望むことはありますか。
(近藤)軽症の方のお返事も丁寧にいただいており、望むことはほぼありませんが、診断や治療が分からないことが多々あり、その答え合わせ的な勉強もさせていただいております。手の内という点もあるとは思いますが、具体的な治療内容等も教えていただけると、今後同じような軽症者のご紹介でご迷惑をおかけすることがないように思います。いつもご面倒をおかけいたしますが、今後とも末永くよろしくお願いいたします。
(江藤)こちらこそよろしくお願いします。貴重なご意見ありがとうございました。本日は、お忙しい中、ありがとうございました。

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