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ホーム  がんケア  耳鼻咽喉科
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耳鼻咽喉科

耳鼻咽喉科部長 八木 昌人
耳鼻咽喉科部長 八木 昌人

QOLを重視し機能温存を重視した頭頚部がん治療

多様な耳鼻咽喉科のがん

耳鼻咽喉科で扱う悪性腫瘍には、喉頭がん、咽頭がん、舌がん、鼻腔がんなどの空気や食物の通り道(気道と食道)にできるがん、甲状腺や唾液腺などの腺組織にできるがんと、悪性リンパ腫などのリンパ系の腫瘍に大別されます。当科においてもこれらの悪性腫瘍の診断と治療を行っています。診断には、ファイバースコープを用いた診察、CTやMRIなどの画像診断、腫瘍から細胞を採取して悪性度を評価する細胞診、組織の一部を摘出して検査する組織生検などがあります。画像診断や細胞診・組織生検に関しては、放射線科や病理科の協力を得て行っています。

早期発見が大事な喉頭がん

耳鼻咽喉科領域のがんのなかで比較的頻度が高いのは喉頭がんです。喉頭は、発声(声をだすこと)に重要な器官で、声帯が呼気で振動することにより、私たちは声をだすことができます。この声帯の部分が、喉頭がんの好発部位です。声帯に腫瘍ができると声がかれてきます。声のかれる原因には、喉頭がんのほかに、声帯ポリープや声帯炎などもあります。その区別には耳鼻科医の診察が必要です。ファイバースコープなどの診察で喉頭がんが疑われる場合、全身麻酔のかかった状態で喉頭を顕微鏡を用いて詳しく観察し、疑わしい病変の一部の組織を採取し、がんの有無を調べます(喉頭微細手術)。この検査でがんであることがはっきりした場合には治療を行いますが、どのような治療が適切かは、病気の進行度によって異なります。早期に発見された場合には、喉頭を残して、つまり、声を失わないで治療することが可能です。このため、早期発見が非常に大事です。声がかれてなかなか治らないようでしたら、耳鼻科医の診察をぜひうけてください。また、喉頭がんは喫煙とのかかわりが深いがんです。がん予防の観点からも禁煙をおすすめします。

舌がん・咽頭がんと頚部のがん

舌がんや咽頭がんでは、食べ物や飲み物がしみるといった症状が最初の症状であることが少なくありません。変だと思ったら、ためらわず、耳鼻科を受診するようにしてください。この領域のがんの治療は、病状に応じて、手術、放射線治療、化学療法(抗がん剤による治療)を組み合わせて行います。がん専門病院での治療が必要と考えられる場合には、国立がんセンターなどの施設をご紹介し、連携して治療を行っています。また、悪性リンパ腫などのリンパ系腫瘍の場合は、血液内科で治療を行います。

甲状腺や唾液腺のがんに限らず、頚部(くび)にできた腫れ物全般は耳鼻科の守備範囲です。

手術実績

平成18年度の当科の腫瘍手術施行件数は次のとおりです。

頚部腫瘍(唾液腺腫瘍を含む)手術 23例
喉頭微細手術(喉頭がん) 21例
鼻・副鼻腔腫瘍手術 9例
舌など口腔腫瘍手術 7例

可能な限り機能が保存できる治療を

耳鼻科で扱う領域は、外から比較的見えやすい部位であり、また、発声、嚥下、呼吸などの重要な機能に関わる部位でもあります。このため、病気をなおすことはもちろん重要ですが、病気がなおったあとの機能ができるだけ保存できるような治療を患者さまとご相談のうえ進めることを基本方針としております。最初からがん専門病院を受診するのも少しためらわれると感じられるかもしれません。まず、当科を受診していただき、がんと確定した場合、あるいはその疑いが濃いとなった場合に、がん専門病院をご紹介することもできます。のどやくびが変だと思ったらまず当科を受診してください。

喉頭がん

喉頭がん

咽頭がん

咽頭がん

CT画像(副鼻腔がん)

CT画像(副鼻腔がん)

咽頭(扁桃)がんのMRI画像

咽頭(扁桃)がんのMRI画像

 

こちらもご覧ください

「けんこう家族」第92号(平成21年4月1日)  耳鼻咽喉科のがん

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