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消化器内科

副院長 兼 消化器内科部長  橋本 直明
副院長 兼 消化器内科部長
橋本 直明

「ひとりひとりを大切に、全人的ケアを」

はじめに

消化器内科では「ひとりひとりを大切に、全人的ケアを」という基本的な考えの上に、丁寧な診療と円滑な連携を心掛けています。つらくない内視鏡、こころの和む入院生活といったご評価をいただいております。当科の診療内容につきましては、「診療科のご案内」から「消化器内科」のページもあわせてご高覧ください。

がんの種類、がんの診断と治療、円滑な連携

消化器内科領域の癌は大別して次の3つです。それぞれに特徴があって、診断や治療の方法が異なります。
(1)消化管の癌:食道癌、胃癌、大腸癌(直腸癌を含む)
(2)肝臓の癌:肝細胞癌
(3)胆嚢、胆管系、膵臓の癌:胆嚢癌、胆管癌、膵癌

消化器内科ではまず、内視鏡検査などで癌の有無を診断したり、見つかった癌の種類や進行度を調べたり、高血圧や糖尿病など背景疾患の検査をしたり、という診断・検索の過程を行います。次に、治療法には外科的治療、内科的治療の別があり、手術に適した患者さまは外科にご紹介します。当科では、外来、内視鏡室、入院の別はもちろん、関連する各科(内視鏡センター、外科、放射線科、病理科、人間ドックセンター、栄養管理室、緩和ケアチーム、薬剤部、リハビリテ-ション科、医療福祉相談室、外来化学療法センターなど)との円滑な連携のもとに診療を行っています。2015年度の当科の内視鏡件数は上部、下部、胆道系あわせて5900件あまりです。

(1)消化管の癌

食道癌、胃癌、大腸癌(直腸癌を含む)などです。内視鏡検査を中心に診断します。がんの疑いのある場所では生検を行って、病理科の先生方に標本の顕微鏡検査でがんの診断をお願いしています。外来の内視鏡検査で発見・診断されて、直接当院外科にご紹介する場合も多くあります。一方、早期胃癌の一部は当科で、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)による内視鏡治療を行なうこともあります。2015年度は早期食道癌4例、早期大腸癌11例もESDで治療しました。進行癌には抗癌剤による化学療法(入院、外来ともあり)や放射線治療を交えた集学的治療で対応します。

(2)肝臓の癌:

大半は肝細胞癌です。多くは肝硬変の患者さまで、B型、C型の肝炎ウイルスによる場合が大半です。条件により外科で肝切除を行なうほか、多くは当科にご入院で、ラジオ波焼灼療法(RFA)、肝動脈塞栓療法(TAE, 抗癌剤併用です)、PAIT(酢酸注入療法)等の治療法を放射線科のご協力で施行しています。転移性肝癌の一部にもRFAを施行しています(2013年度はのべ74例、2015年度はのべ47例でした)。経過を観察して再発時には速やかな再治療が必要です。骨への転移は放射線科のリニアックによる照射療法を行っています。なお、肝臓に転移してきた癌(転移性肝癌)は、原発巣(最初に癌ができた臓器)の治療に準じます。適応があれば、RFAも行います。

(3)胆嚢、胆管系、膵臓の癌:

胆嚢癌、胆管癌、膵癌などは、肝臓から分泌される消化液「胆汁」の流出路「胆管系」を巻き込み、閉塞性黄疸を起こすことが多くあります。腹部超音波検査、CT、MRI(特にMRCP)、超音波内視鏡(EUS)など診断に必要な一流の装置がそろっています(放射線科のページをご覧ください)。入院の上、経皮経肝胆管ドレナージ(PTCD)や内視鏡的胆管膵管造影(ERCP)、ERCPによる経鼻ドレナージ(ENBD)、ERCPによる乳頭切開術(EST)での総胆管結石治療、悪性腫瘍に対するステント留置術など、高度の技術で対応します。外科手術や抗癌剤での治療を行います。合併する糖尿病や肝障害へのケアも大切で、広い意味での集学的治療と言えましょう。

癌の予防

(1)C型慢性肝炎では、ウイルスを駆除できれば、慢性肝炎が肝硬変に進むのを防止し、ひいては肝細胞癌の予防になるとも考えられています。2014年度から、経口治療薬であるDAAsが導入され、C型肝炎ウイルスの駆除率がアップしました。2016年現在、3ヶ月の内服で約95%の方が駆除できています。2015年度は60名の方を治療しました。
(2)胃に感染している細菌「ヘリコバクター・ピロリ」の除菌療法は、除菌されれば、胃癌の予防にもつながる可能性が考えられます(当科の除菌率は、患者さまの良好なご協力のもと、従来約85%でした)。ボノプラザンの導入により2015年は約95%になりました。当科ではこれらの治療にも力を入れています。

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