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けんこう家族 第93号【4】

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糖尿病闘病記 第3回

精神科部長 亀山 知道

精神科部長 亀山 知道

早朝空腹時の血糖値135、内科部長から「まぎれもなく糖尿病です。」と宣告された私は、体重10KG減量、目標体重70KGを目指して、食事療法を始めました。しかし、糖尿病の治療は食事療法だけでは不十分です。適度な運動もしなければなりません。普段私は全く運動をしていません。スポーツを見るのは好きですが、自分でできるスポーツもやりたいスポーツも全くありません。そこで私は、とにかく歩くことにしました。

まず、病院のエレベータに乗らないことにしました。精神科部長室も精神科外来も2階にありますので、エレベータに乗らなくても大丈夫ですが、精神科病棟は9階ですので、これは大変です。一度、1階から9階まで180段の階段を歩いてのぼってみました。5階あたりから息苦しくなってきました。9階にたどりついた時には疲れ果て、入院患者さんの診察どころではありませんでした。これは1回であきらめ、「9階の病棟にあがる時だけはエレベータを使うが、他の時には使わない」と決め直しました。9階から1階までの下りは歩いています。

これではまだ運動が足りないため、歩いて通勤することを考えました。自宅と病院は歩いて4KMあります。歩くと約1時間かかります。毎晩歩いて帰宅することにしました。朝も歩いて出勤すると良いのですが、これはできませんでした。私の家のすぐ近くに皮膚科部長が住んでいます。皮膚科部長は車で通勤しています。車だと10分で病院に着きます。その皮膚科部長が、毎朝私を迎えに来てくれるのです。つまり、私のおかかえ運転手なのです。この味をしめてしまうと、なかなか朝1時間歩く気になれません。

さて、徒歩にて帰宅した初日のことを書いてみます。安藤坂をのぼりきって、伝通院まで歩いたところで、足がつってきました。よほどタクシーに乗ろうかと思ったのですが、ここでタクシーに乗っては元も子もないと思い、我慢して歩き続けました。歩いているうちに少し楽になってきました。しかし、そのうち尿意を催しました。それも我慢して、公衆トイレをさがしながら歩き続けました。幸いトイレがみつかりました。排尿の後は余裕が出てきて、色々なことを考えながら歩きました。そして、「けんこう家族」に書いている「認知症の老老介護」が終わったら、「糖尿病闘病記」を書こうと思い、原稿を考え、「落ちはどうしようか」と考えながら歩いて、自宅にたどり着きました。そして、空腹をこらえながら、床につきました。翌朝、おいしく朝食を食べて、皮膚科部長の運転する車で出勤しました。

血液検査の結果、「まぎれもなく糖尿病です。」と宣告されて、どうしたものかと考え込んでいる方は少なくないと思います。「うーん、どうしよう。」と悩んでいないで、「運動しよう」。

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