ここがページの先頭です。
ページ内移動メニュー
ヘッダーメニューへ移動します
共通メニューへ移動します
現在の場所へ移動します
本文へ移動します
サイドメニューへ移動します
現在の場所
ホーム  健康情報  病院だより「けんこう家族」  けんこう家族 第98号  けんこう家族 第98号【3】
ここから本文です。

けんこう家族 第98号【3】

| 目次 |

「新しいMRI装置が導入されました」

放射線科 診療放射線技師 山下 素幸

放射線科 診療放射線技師 山下 素幸

 2010年7月に新しい1・5テスラMRI装置(Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴断層画像装置:PHILIPS社製)を導入しました(写真1)。

写真1 新MRI装置:PHILIPS社製ACHIEVA
写真1 新MRI装置:PHILIPS社製ACHIEVA

MRI装置は、磁石の力と電波を用いることで人体の断層画像を作ります。レントゲン検査やCT検査と異なり、放射線を使用しないため被ばくがありません。MRI検査では、頭部や胸部・腹部、手足の関節など様々な部位に対して検査が可能です。検査時に使用するコイルも、(2010年8月時点)東京に5台しか導入されていない胸部・腹部などの検査に使う32チャンネルコイルや全国でまだ2台しか導入されていない手首専用コイルといった、様々な最新のコイルが導入されましたので従来よりも高画質な画像が撮像できるようになりました。(写真2)

 日本人の死亡原因が第3位である脳血管疾患である脳卒中(脳梗塞)の診断には、MRI検査が用いられCT検査では確認できないような急性期の脳梗塞も拡散強調画像を用いることで、唯一明瞭に梗塞巣の診断を行うことができます(写真3)。また、必要に応じて頭部脳血管画像のMR Angiography(MRA:造影剤を使用しないで血管画像を得る手法)を撮像します。MRAは、脳動脈の血流信号を画像化する方法であり、脳内血管の狭窄やクモ膜下出血の原因になる動脈瘤(血管のこぶ)などの早期発見ができます(写真4)。当院では、人間ドックのオプションとして脳ドックを行っておりますので、健康であっても脳血管疾患をご心配なされている方はMRI検査をお勧めしております。

 現在は2台のMRI装置を稼働させて検査を行い、より多くの方が検査を受けられるようスタッフ一同、迅速に検査を行うとともに高画質な画像を提供しております。ご不明な点がございましたらMRIスタッフにお尋ねください。

写真2 全脊椎撮影T2強調画像
写真2 全脊椎撮影T2強調画像
写真3 左:T1強調画像、右:拡散強調画像
写真3 左:T1強調画像、右:拡散強調画像
写真左のT1強調画像では写っていないが、
写真右の拡散強調画像で脳梗塞部(矢印→)がはっきりと写っている。
写真4 頭部MRA
写真4 頭部MRA
矢印→に動脈瘤(血管のこぶ)が写っている。

| 目次 |

ここまで本文です。
ここからサイドメニューです。 ここまでサイドメニューです。
^このページの一番上へ
【画像】印刷用のフッター画像です