ここがページの先頭です。
ページ内移動メニュー
ヘッダーメニューへ移動します
共通メニューへ移動します
現在の場所へ移動します
本文へ移動します
サイドメニューへ移動します
現在の場所
ホーム  健康情報  病院だより「けんこう家族」  けんこう家族 第102号【5】
ここから本文です。

けんこう家族 第102号【5】

| 目次 |

ナースステーション
『がん看護専門看護師』の活動について

看護部看護師主任 矢野 和美

看護部看護師主任
矢野 和美

 みなさま、はじめまして。今回は「がん看護専門看護師」について紹介させていただきます。
 医療現場において、高度化や専門分化が進む現状に対して、看護ケアの広がりと看護の質の向上を目的に平成8年日本看護協会が専門看護師制度を発足しました。がん看護専門看護師とは、がん患者さま、ご家族、地域の方々に対し、水準の高い看護ケアを効率よく提供する知識と技術を有している者です。平成23年現在、がん看護専門看護師は250名(東京都:46名)が、全国で活動しています。私たちは、それぞれ自分のサブスペシャリティ(がん看護の中で焦点を当てる分野)を持っています。私は、緩和ケアと化学療法看護をサブスペシャリティにしています。
 当院では、がん患者さま・ご家族・地域の方々を支援する目的で、『がん相談支援室』を10月に開設し、現在はそこを中心に活動をしています。その他にも、がんに関する様々な委員会などに参加し、がん看護の質の維持・向上を目指しています。また、厚生労働省で行われている協議会やその他、がん対策に関する研修にも参加し、少しでも患者さまやご家族、地域の方々に満足して頂ける支援ができるように活動をしています。
 特に、『がん相談支援室』では、室長の橋本副院長、ソーシャルワーカー4名と共に、患者さまやご家族、地域の方々の心配事や気がかりを少しでも解決できるようにお手伝いをさせていただいています。その際、私が大事にしていることは「病気を持ちながらも満足した生活(人生)を送ることができるように支える」ということです。「人には元々、前向きに生きていく力がある」と思います。そのため、相談に来られた方が、今何を考え、何を望み、どんなことに関心を持ち、何を大事にして、何を嫌だと思っているのか、十分に話を伺います。このようなやりとりを通して、相談に来られた方は自分自身の力に気づき、自然に考えを整理することができるのです。そして、自らの力で自分自身や家族の人生を考え、どうすることが一番良いのかを選ぶことができ、行動に移すことができるのだと思います。
 このような患者さまやご家族の「前を向いて生きていく力」を間近で感じ、その方々からたくさんの力をいただく度に、私は専門看護師としての喜びを感じるとともに、何よりも責任の重さを感じています。このいただいた力を、次に出会う患者さまやご家族へとつなぎ、少しでもみなさまのお役に立てたらと思っています。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

| 目次 |

ここまで本文です。
ここからサイドメニューです。 ここまでサイドメニューです。
^このページの一番上へ
【画像】印刷用のフッター画像です