ここがページの先頭です。
ページ内移動メニュー
ヘッダーメニューへ移動します
共通メニューへ移動します
現在の場所へ移動します
本文へ移動します
サイドメニューへ移動します
現在の場所
ホーム  健康情報  病院だより「けんこう家族」  けんこう家族 第103号
ここから本文です。

けんこう家族 第103号

第103号 平成24年1月1日発行

PDF版はこちら (885KB)

目次 |

目次

年頭のご挨拶

病院長 木村 哲

東京逓信病院 病院長
木村 哲(きむら さとし)

 皆様、新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 昨年、日本は未曽有ともいえる大災害に見舞われました。亡くなられて方々のご冥福をお祈りし、被災されました方々に心からお見舞い申し上げます。あろうことか、安全と信じられていた原子力発電所の事故も加わり、大変な年でした。一刻も早い復興と放射能の封じ込めの成功を祈るばかりです。
 大震災の当日は電車が止まり、車も大渋滞で動けず、東京逓信病院には帰宅できなくなった外来患者さま、ご家族の方々、お見舞いの方々が大勢おられて、外来ロビーなどで、急遽用意したおむすびや水、毛布などで何とか一夜を過ごして頂きました。当院では入院患者さまを含め、人的被害が無かったことがせめてもの幸いでした。
 海外でもトルコの地震やタイの洪水など災害が続き、多くの国で戦いが発生し、EUの経済不安も表面化しました。今年こそは災害や争い、経済不安の無い、安全・安心な年でありますようにと祈らずにはいられません。
 地震や津波は自然現象ですので、現在はその発生を食い止めることはできませんが、原発事故は「安全神話」が無ければ防げたはずのものでした。広島、長崎の経験を持つ日本国民を納得させるために安全神話は必要だったのでしょうが、神話を作った国までがその神話を自ら信じてしまい、手を打ってこなかったことが重大な事故につながった原因と言えましょう。
 医療の安全は医療者であれば誰しもが特に強く意識し、心がけていることであり、安全・安心の医療は東京逓信病院でも最も力を入れていることの一つです。安全対策を過信することなく、また、安全神話を作ることなく、常に石橋を叩きながら進みたいと戒めの気持ちを新たにしています。
 当院は「地域及び職域の中核医療機関として、信頼される質の高い医療を提供します」を理念とし、それを達成するために具体的な行動目標として「救急難民を作らない」、「がん難民を作らない」、「新しいエビデンスを発信する」、の三つを掲げ、これを「誠意に満ちた医療を実践すること」によって成し遂げようと頑張っています。誠意こそが「医」の原点であり、そこから安全・安心な医療、信頼される質の高い医療が生まれるとの精神を全職員に浸透させ、日々、利用者の皆さまに満足いただけるよう心掛けて参りますので、本年も叱咤激励のほど、よろしくお願いいたします。  今年は新しい試みとして、患者の皆さまの日常生活の質の改善や症状の改善に配慮した医療がどの程度行えているか、医療の質の向上にどれくらい貢献できているかを客観的に評価し、それが少しでも向上するよう努めていくことといたしております。また、「がん難民を作らない」との目標に沿って「がん診療病院」として東京都の認定を取得するよう、更に準備を加速させることといたしております。「がん相談支援室」も昨年10月からオープンしています。何かありましたら気軽にお立ち寄りください。当院の各種支援(ケア)チームの医療サービス内容や各診療科、各種センターの診療内容・特徴などにつきましては、当院のホームページ(http://www.hospital.japanpost.jp/tokyo/または「東京逓信病院」で検索)にアクセスして頂けると幸いです。
 私達が目指している「誠意に満ちた医療の実践」には、心暖かい看護が必須要件です。看護体制も一昨年からは7対1看護にレベルアップし、「誠意に満ちた看護」、「心のかよう看護」を心がけています。
 今年も利用者の方々との絆を大切にした、「救急難民を作らない」、「がん難民を作らない」、「新しいエビデンスを発信する」医療機関として、満足度の高い誠意に満ちた医療を目指して頑張りますのでご支援ください。
 今年は復興元年です。皆さま方にとりまして、活力に満ちた良い年となりますようお祈り申し上げ、また、日本復興のために私たちも微力を尽くすことお誓い申し上げ、新年のご挨拶とさせて頂きます。

ここまで本文です。
ここからサイドメニューです。 ここまでサイドメニューです。
^このページの一番上へ
【画像】印刷用のフッター画像です