ここがページの先頭です。
ページ内移動メニュー
ヘッダーメニューへ移動します
共通メニューへ移動します
現在の場所へ移動します
本文へ移動します
サイドメニューへ移動します
現在の場所
ホーム  健康情報  病院だより「けんこう家族」  けんこう家族 第104号【6】
ここから本文です。

けんこう家族 第104号【6】

| 目次 |

ナースステーション 緩和ケアチームについて

看護師主任 近藤 梨津子

がん化学療法看護認定看護師 看護師主任
近藤 梨津子

 「がん化学療法」とは“抗がん剤などの薬物による治療法”で、手術や放射線治療とならぶ、がん三大治療のひとつです。日本では生涯がんと診断される人は、約2人に1人と年々増加していますが、がんで亡くなる方の割合は1990年代後半から減少しています(高齢化の影響を除いた年齢調整をおこなった場合)。がん治療は、日々進歩しているのです。以前は、入院治療が多かったのですが、現在は外来治療が増えているのも「がん化学療法」の特徴です。
 がんは日本人の死因で最も多い病気です。一生涯のうちに何らかのがんになる割合は、「日本人男性の2人に1人、女性の3人に1人ががんになる。」と言われています。
 「緩和ケア」は、従来は積極的治療ができなくなった終末期に受けるものと考えられていました。しかし、現在はがん治療の初期段階から、人生の最後を迎える瞬間まで、切れ目なく提供されるケアのことを言います。緩和ケアは患者さまだけでなく、ご家族がつらくないようにがんと付き合っていく方法の一つなのです。
 当院にも、緩和ケアチームがあります。緩和ケアチームには、医師、薬剤師、看護師、医療ソーシャルワーカー、栄養士、リハビリテーションなど多くの職種がいます。複数の医療専門職が連携して、患者さまとご家族の治療やケアを行っています。
 私は緩和ケアチームの中で、患者さま・ご家族に、がんの痛みやつらさを和らげるケアをがんの治療とともに行っています。がんと向き合いともに生きる、がんになっても自分らしく生きられるように、そして、患者さまが自分の生活に合わせた治療や療養場所を選択できるようにお手伝いしています。
 また、がんの痛みは身体的な痛みだけではありません。がんを患うことで身体に起こる症状の他に、生活が妨げられることや不安が強くなることがあります。精神的な苦しみによって生じる気分の落ち込みや何もする気が起こらないといった症状、気がかりなことが軽減できるよう相談を行っています。
 私たち緩和ケアチームは患者さまとご家族が病気に伴う苦痛から解放され、そして安心して日常生活を自分らしく過ごせることを目標にしています。現在は入院中の患者さまを中心に活動を行っています。今後は体制を充実させ、より多くの患者さまとご家族に緩和ケアを提供できるようにしていきたいと考えています。緩和ケアをご希望される方は、主治医または看護師にご相談ください。また、医療相談室や緩和ケア外来をご利用ください。主治医や看護師と連携し支援させていただきます。


<緩和ケアの考え方の変遷>

| 目次 |

ここまで本文です。
ここからサイドメニューです。 ここまでサイドメニューです。
^このページの一番上へ
【画像】印刷用のフッター画像です