8階西病棟は主に消化器内科、神経内科の患者さまが入院される病棟です。病床数は40床。今年度新人看護師2名を迎え、看護師29名、医療補助職2名で看護を提供しています。入院される患者さまは、検査目的の入院、治療目的の入院、初めての入院の方から入退院を繰り返しておられる方まで様々です。今年度の看護部の理念「心がかよい信頼される看護を提供します。」をもとに、患者さま、ご家族との信頼関係が築けるよう病棟目標を立て日々のケアを行っています。
*心がかよい、信頼され看護って?
先日こんなことがありました。
患者さまは意識の低下があり、お話することが難しい期間が続いたのですが、忙しい中ご家族はほぼ毎日面会に来られていました。最後は残念ながら亡くなられてしまったのですが、お見送りの際にご家族がある看護師の手を取り、泣きながら、「本当にお世話になりました。看護師さんがいてくれたので私達も安心してお願いができたし、悔いなく最期を迎えられました。」と話されました。本当に嬉しかったです。涙が出ました。私達のケアが間違っていなかったのだと評価された一瞬であり、またこういうスタッフがいることを誇りに思うことができました。
更に病棟に戻ると、出勤したばかりの数人のスタッフが「私もお見送りしたかった。」と言ってきました。自分たちが関わった患者さまを大切にしていると感じ、こう思えるスタッフがいることが嬉しく感じた場面でした。
入院生活は何かと苦痛、不安が生じると思います。少しでも患者さま、ご家族と心がかよえるよう、スタッフ一同協力し合い取り組んで行きたいと思っています。
何かあれば遠慮せずに声をかけてくださいね。
8階西病棟看護スタッフ