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ボトックス注射
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ボトックス注射

ボトックスとは?

 ボトックス®とは、ボツリヌス菌から作られるA型ボツリヌス毒素で、神経の情報を伝える神経伝達物質である「アセチルコリン」の伝わり方を弱める働きがあります。例えば、筋肉が緊張している部分にボトックスを注射すると、神経を通して送られる「筋肉を動かせ!」という指令が弱められ、筋肉がリラックスした状態になります。ボツリヌス菌というのは、食中毒を起こすことで有名な細菌で、ボツリヌス毒素を含んだ食品を食べることにより筋肉が麻痺し、重症の場合は呼吸筋が麻痺して死亡することもあります。したがってボトックス®を医療用に用いる場合でも厳しい規制があり、医師にも特別な資格が必要です。
 医療用としては、眼瞼けいれん・片側顔面けいれん・痙性斜頚・上肢れん縮・下肢れん縮・重度の原発性腋窩多汗症・斜視などで筋肉へ注射する方法で使われています。1回の注射で効果が持続する期間は、疾患によって異なりますが、2ヶ月~4ヶ月持続します。費用は薬剤費だけで約48,000円ですが健康保険対象ですので、その自己負担割合分になります。入院の必要はありません。眼瞼や顔面に注射した場合は、注射後注射部位が腫れることや皮下出血のため赤黒くなることがあります。

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