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白内障の検査

白内障が進行すると視力が低下してきますから、視力検査は必ず行ないます。ただし、近視・遠視・乱視のある方は、眼鏡などで矯正しないと、元々裸眼の視力は低下していますから、白内障による視力低下かどうかわかりません。そこで、一番視力の出るレンズを装用して測定するのが、「矯正視力検査(きょうせいしりょくけんさ)」です。矯正視力検査の値が低下してきたら白内障などの目の病気が進んでいることが考えられます。
また、先に述べたように、白内障の初期には混濁の起こる場所によって、近視や乱視が進行することがあります。矯正視力検査のときの矯正に必要なレンズの度数から近視や乱視の程度がわかります。矯正視力が低下する前の段階の白内障では重要な検査です。
水晶体の混濁の程度は直接顕微鏡で観察します。これを「細隙灯顕微鏡検査(さいげきとうけんびきょう けんさ)」(図10)と呼びます。
細いスリット状の光を当てて顕微鏡で拡大して観察すると、透明な組織の内部構造までよくわかります。図11は細隙灯顕微鏡で観察した白内障の写真です。写真の中央にたまねぎのように層状になった水晶体が見えています。光を当てるのでちょっとまぶしいですが、痛みを伴う検査ではありません。

図10
図10

図11
図11


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