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硝子体手術

硝子体とは?

図1 硝子体の形状
図1 硝子体の形状

 硝子体(しょうしたい)というのは、眼球の器官の一つで、水晶体の後方にあり、網膜と虹彩・毛様体で囲まれた眼球の内側の広い部分を占めるゼリー状の組織です。形状が溶けたガラスに似ているので(図1)、「ガラス」を意味する漢字「硝子」を用いていますが、医学用語では音読みしますので、「しょうしたい」と呼んでいます。

 硝子体は、瞳孔を通して目の中にはいった光を網膜まで導くために透明になっています。硝子体は前方で毛様体や網膜周辺部と、後方では視神経乳頭や網膜血管と癒着(接着)しています。
 硝子体が正常の場合は、特に問題を起こしませんが、混濁して網膜に光が到達しなくなったり、硝子体が病的状態になって周囲の組織の病気の原因になったりした場合は、硝子体を切除する「硝子体手術」が必要になります。

硝子体手術の方法

1.麻酔方法
 眼球周囲に注射をして行う局所麻酔と全身麻酔の2通りの麻酔方法があります。手術中にじっとしていることが困難な方や意識がない方がよいとご希望の方で全身麻酔に不都合な体の合併症がない方では全身麻酔を行います。
2.麻酔の後、眼球の白目の部分に小さな穴を3か所開けます。当院では25G硝子体手術システム(小切開硝子体手術)を用いていますので、穴の直径は0.5ミリ程度です。 1つ目の穴は、手術中に眼球の形を維持するために液体(かん流液)を注入するのに使います。2つ目の穴は眼内を照明する器具を入れるため、3つ目の穴は硝子体を少しずつ切断しては吸引する硝子体切除カッターを入れるために使います。(図2)

図2 硝子体手術の図
図2 硝子体手術の図

3.硝子体を切除していくと切除された硝子体の分だけ眼内にかん流液が入り眼球の形を保ったまま、硝子体がかん流液に置き換わっていきます。そのあとは病気によって、網膜に接着した膜を剥がしたり、網膜を引っ張っている硝子体をはずしたり、網膜にレーザー光線を直接当てて凝固したり、という操作を行います。
4.ガス注入
 網膜が破れている場合はかん流液を医療用ガスに置き換えて、その膨張する圧力で手術終了後も網膜を眼球壁に押し付けられるようにしておきます。網膜が破れている位置によって手術後の体の向き(体位)が制限されることがあります(例:うつぶせ)。眼内に入れたガスは日数が経過すると自然と吸収されて無くなります。ガスが入っている場合は光が乱反射するために一時的に見えにくくなります。

5.白内障同時手術
 進行した白内障を合併している場合、水晶体があると手術の邪魔になる場合などでは、硝子体手術と同時に白内障手術も行います。

硝子体手術の対象となる病気

 硝子体手術の対象となる主な病気は、以下の通りです。
1.網膜剥離
2.黄斑前膜
3.黄斑円孔
4.網膜静脈閉塞症
5.糖尿病網膜症
6.硝子体出血
7.その他

硝子体手術の費用

 硝子体手術の費用は、手術料金だけで、155,600円~548,600円と大きな開きがあります。硝子体手術の内容・手術が必要となった原因の病気により違いがおこるのです。保険は効きますので、3割負担の方で、約5万円~約17万円の自己負担となります。実際には、手術料に薬剤料・入院料・麻酔料などが加わります。

入院期間

 原因となった病気により異なりますが、約1週間~2週間の入院が必要です。


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