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乳腺センターのご案内

 「乳腺」とは、「乳房」(おっぱい)の中で母乳を作る腺の集まりを指す医学用語です。葡萄の房を思い描くとわかりやすいと思います。
この乳房におきる病気を診断、治療するのが乳腺センターです。取り扱う主な病気は、乳がん、乳腺の腫瘤(線維腺腫、葉状腫瘍)、乳腺症、授乳期に良く起こる乳腺炎、陥没乳頭の人に起こりやすい乳輪下膿瘍(のうよう)などです。ただし、男性にも乳房の病気は存在します。乳がんや女性化乳房が対象となります。
 乳腺センターで扱う疾患は、超音波検査・マンモグラフィなどの画像検査と、針生検などの病理組織検査を用いて、総合的に診断をいたします。さらに詳しい情報が必要な場合、CTやMRIなども用いて診断を進めて行きます。

乳がんとは・・・

 乳腺におきる最も手強い病気が乳がんです。女性の罹患率(がんにかかる率)ナンバー1のがんです。日本では、働き盛りの40~50歳の女性が最もかかりやすく、しかも10年前は欧米と比べて二十分の一程度の割合だったものが、この数年で数分の一まで増加してきています。
 早期発見と適切な治療が完治への最善の道筋です。乳がんは、硬いしこりを認めて診断に至ることが多いのですが、最近は検診によってしこりを自覚せずに発見される「非触知乳がん」も多くなりました。「非触知乳がん」に多い非浸潤がんの段階で治療できれば、10年生存率はほぼ100%です。しこり以外にも、違和感や乳頭からの出血などの症状があれば、是非、乳腺外来を受診してください。
 乳がんの治療は、手術や放射線治療の局所療法と、内分泌療法、化学療法、分子標的療法の全身療法との組み合わせで進めます。針生検という方法で、がんの一部を針で取り、サブタイプ(表)と呼ばれるがんの性質を調べ(病理検査)、最も効果的な治療法を選択します。場合によっては、化学療法や内分泌療法の全身療法を先行して、がんへの効果を確認してから手術を行う術全全身療法が選択されることもあります。また、乳房をすべて切除しなければならない場合、人工物(インプラント)や自家組織(筋肉や脂肪)で乳房を再建する手術も選択枝の一つになります。このように、その患者さんの乳がんのタイプにわけて専門的な判断を下し、治療を進める疾患が乳がんです。

表 サブタイプ
ルミナールAER陽性とPgR陽性、HER2陰性、Ki-67 20%以下
ルミナールB HER2 陰性ER陽性、HER2陰性、Ki-67 20%以上
ルミナールB HER2 陽性ER陽性、HER2陽性
HER2高値ER陰性、PgR陰性、HER2陽性
トリプルネガティブER陰性、PgR陰性、HER2陰性
サブタイプを決定する因子
ホルモン感受性エストロゲン受容体(ER)/プロゲステロン受容体(PgR);1%以上あれば陽性
HER2 蛋白ハーセプテスト:3+ FISH法:2.0以上 で陽性
増殖因子Ki67(MIB1)index:20%(カットオフ値)

乳がんの超音波検査画像

乳がんのMRI検査画像

線維腺腫や葉状腫瘍という病気もあります

乳腺線維腺腫

 乳腺の良性のしこりで最も多い病気です。多くは30歳代から出現しますが、中には10歳代で診断されることもあります。たまごの様にころころと触れ、痛みはなく、よく動きます。閉経すると大きくなることはありません。途中でがんに変わることはありませんが、まれに10㎝近くまで成長することがあり、ある程度の大きさ(4~5㎝)があれば切除の対象になります。

乳腺線維腺腫の超音波画像

葉状腫瘍

 乳腺の良性のしこりのなかに、急速に大きくなる葉状腫瘍(ようじょうしゅよう)があります。多くは30~40歳代から出現します。水を入れた風船やゴムボールの様に触れることがあります。特に皮膚を破って成長することがあるため、針生検で葉状腫瘍と診断された場合は、手術で切除が必要です。また、良性の葉状腫瘍がほとんどですが、まれに転移を起こす悪性葉状腫瘍があります。

葉状腫瘍のCT検査画像

乳腺症

 閉経前の患者さんでよくみられるものに乳腺症があります。これは、女性ホルモン周期の影響を受けた乳腺がしこりのように硬く触れたり、乳房に痛みを感じたりする状態をさします。通常は、治療の必要なく経過観察で十分です。乳腺の超音波検査では、豹紋様と表現される所見を呈します。乳がんとの見極めが必要な場合もあり、針生検などの検査を行います。

乳腺症の超音波検査画像

 

Dr.koara

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