ローカーボ食というものをご存じですか。
ダイエットに効果があるということでご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
ローカーボ食とは「低炭水化物食」のことをいい、「糖質制限食」とも言われます。
実はダイエットのために生まれたものではなく、治療の1つとして生まれた食事療法です。
治療としてのローカーボ食は、次のような効果が期待されます。
さらに、これらの効果によってメタボリック症候群の解消につながります。
実際にローカーボ食を実践する場合、特に難しいことをする必要はありません。
簡単に言ってしまうと、
といった内容です。 複雑なカロリー計算などは必要ありません。
しかし、自己流で実践することは危険です。
一般論としてローカーボ食は、糖尿病や肥満によく適合し、うまく使えば高血圧・脂質異常症にも適用できる栄養療法ですが、下記のようなデメリットも報告されています。
上記のように文字にすると、ものすごく危険な食事療法と捉えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、ローカーボ食はここ数年で注目され始めたもので、細かな弱点や利点は世界的にもまだ確立していません。
また、持病をお持ちの方や過去に大きな病気を経験された方など、各個人の健康状態によっても、注意すべき点が異なります。
医師や管理栄養士などへの相談を行い、正しい知識のもとで実践しましょう。