残暑の季節になりました。今年の夏は天候不順な地域もありましたが、まだまだ暑い日、寝苦しい夜もあると思います。
今回は睡眠についてです。
疲れが抜けないまま夜更かしをしていたり、睡眠不足の状態を繰り返していると健康に影響が出る場合もあります。
仕事が忙しいときでも、睡眠不足を見越した「寝だめ」はできませんが、休日に十分な睡眠をとることは疲労の回復を早めます。
就寝前の入浴は、ぬるめのお湯につかるのが良いようです。
寝室は、電気、テレビ、ラジオなどを消し、暗い静かな環境で寝ることが大切です。
寝るつもりがなく電気やテレビをつけたまま眠ってしまったような場合、寝たようでも熟睡しておらず、疲れがとれないことになってしまいます。
同じ時間でも、暗い静かな環境で寝ることで、質の良い睡眠が得られ、疲労を回復できます。
寝付きが悪い方は、まず、うまく寝付く工夫をしてはどうでしょうか。
昼寝はせずに日中適度に身体を動かし、ある程度身体を疲れさせることが大切です。
外出の予定がない日にも朝起きて朝食を摂り、買い物でも散歩でも、少なくとも1回は外に出るようにすると良いでしょう。
また、ウォーキングなどで体を動かすことはストレスを発散させることにもなります。
昼食も夕食も、なるべく決まった時間に摂るようにし、規則正しい生活を心がけることが大切です。
寝る直前にコーヒーなどの刺激物を摂ることや水分のとりすぎはできるだけ避ける必要があります。また、寝酒も良くありません。
夏の疲れが出る頃です。疲れの回復のためにも、十分な、質の良い睡眠をとるよう心がけましょう。
【参考リンク】
東京逓信病院 「睡眠の話(第1回)」、「睡眠の話(第2回)」
広島逓信病院 「過労・睡眠不足は体調をくずす原因」