お馴染みの「ラジオ体操」は、当時の逓信省簡易保険局が1928年(昭和3年)に「国民保健体操」として制定したもので、NHKのラジオ放送で広く普及しました。体操の内容は1951~1952年(昭和26~27年)にかけて、現在の「ラジオ体操第一・第二」として再構成され、誰でも気軽に実践できる運動として今も多くの方に親しまれています。
1999年(平成11年)9月には、新たに「みんなの体操」が制定されました。こちらは国連の「国際高齢者年」にちなんだもので、「ユニバーサルデザイン」という考え方のもと、年齢・性別・障がいの有無を問わず、すべての人々が楽しく安心してできる体操として考案されました。起立した状態でも、椅子に座った状態でも行える「みんなの体操」は、ラジオ体操第一・第二と比べて運動量を低く抑えています。
ラジオ体操は子どもの頃以来・・・という方も、動画を参考に、ぜひ思いきりやってみてください。本気のラジオ体操は思った以上に運動量があります。皆さんの健康づくりに役立ててみてはいかがでしょうか。
※日本郵政グループのかんぽ生命保険では、NHK、全国ラジオ体操連盟と共同でラジオ体操・みんなの体操の普及促進に努めております。