平成18年4月から禁煙治療が保険適用となりました。これは喫煙を単なる習慣や嗜好と考えるのではなく、ニコチン依存症という病気としてとらえ、必要な治療を行なうという考え方です。治療は一定の条件を満たした喫煙者なら、どなたでも受けることができます。
ニコチン依存症のスクリーニングテスト(TDS) | はい1点/ いいえ0点 | |
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問1 | 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか。 | |
問2 | 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか。 | |
問3 | 禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコが欲しくて欲しくてたまらなくなることがありましたか。 | |
問4 | 禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか。(イライラ、神経質、落ち着かない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲又は体重増加) | |
問5 | 問4でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか。 | |
問6 | 重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか。 | |
問7 | タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。 | |
問8 | タバコのために自分に精神的問題が起きていると分かっていても、吸うことがありましたか。 | |
問9 | 自分はタバコに依存していると感じることがありましたか。 | |
問10 | タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか。 | |
合計 |
以上の条件を満たし、禁煙治療を受けることに同意いただける方が、禁煙外来治療の対象となる方です。
ここまで本文です。