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けんこう家族 第131号

第131号 平成31年1月1日発行

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新年のご挨拶

平田 恭信

病院長
平田 恭信


皆様、明けましておめでとうございます。
旧年中は当院をご活用いただき、誠にありがとうございました。

当院には1日平均1,300人の外来患者さんが受診されています。また毎日300人以上の方が入院を継続されています。さらに救急総合診療センターを、救急車を使用されて、あるいは自力で受診されている方は年間約7,000名に及びます。入院患者数の多い診療科は外科、神経内科、整形外科…と続きます。一方、外来患者数の多いのは皮膚科、循環器内科、消化器内科…で、老若男女を問わず多彩な疾患を拝見しているのが当院の特徴です。入院患者さんではやはりがんの診断、治療を目的とする方が多数を占めておられます。がんの治療法には手術療法、放射線治療、化学療法さらには緩和医療があります。昨年、本庶先生がノーベル医学生理学賞を受賞されて、医学界に明るい話題を提供されましたが、この発見を元にして免疫療法も加わりました。この初代の薬は高額なことでも有名になりましたが、早くも同系統の薬で三代目が発売になっており、医学の進歩の早さを心強く思っています。当院ではこれらの治療法を駆使し、また広がりつつある選択肢よりその患者さんに適切な方法を選ぶようにしております。しかしながら現実には医師には相談しづらい悩みも多数おありと思います。それに対して看護サポート体制も設けておりますので、気軽にご相談ください。

いよいよ東京オリンピックを来年に控え、外国の方の来日もさらに増えると思われます。当院の外国人対応は必ずしも十分とは言えませんが、急に職員の語学力を上げることも出来ませんので、翻訳機などを上手に使い、他国の土地でお困りの方の役に立てるようにしたいと思っています。

当院は急性期病院ですので、特にご高齢の方には病状が安定されましたらなるべく早期に退院されることをお勧めしています。時々、早々に退院をせかされたと感じられる方がいらっしゃるようですが、早く元の生活環境に戻られることが心身の衰えを防ぐのに大切だという医学的根拠に基づいた方針であるということをご理解ください。

今年は夏もそれほど暑くなく、災害の少ない一年でありますよう祈念しております。

同時に皆様が健康にお過ごしになられる一年でありますよう願っております。

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