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ホーム  健康情報  病院だより「けんこう家族」  けんこう家族 第151号【3】
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けんこう家族 第151号【3】

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腸内環境を整えて感染対策

栄養管理室

感染症対策には手洗い、うがいはもちろんですが、食事内容に注意することも大切です。食事はビタミンやタンパク質など栄養素のバランスだけでなく、腸内環境を整えるような食事を心がけることが重要です。腸は口から入った食べ物の消化吸収だけでなく、病原菌やウィルスなど外敵から身を守るために免疫機能が備わっています。腸には免疫に関わる細胞の6割以上が存在し、腸は最大の免疫器官ともいわれています。そのため腸内環境が整っていると、腸の免疫細胞がしっかりと働くことができます。

良い腸内環

  • 善玉菌の働きにより、腸管のバリアとなる粘液が増える
  • 腸管の細胞同士がしっかりとくっつき、病原菌の侵入を防ぐ
  • 病原菌などを体から追い出す抗体を産生する

良い腸内環境イメージ

悪い腸内環境

  • 粘液が少なくなり、腸管のバリア機能が低下する
  • 腸管の細胞同士のくっつきが弱くなり、病原菌や毒素が体内に侵入しやすい
  • 抗体の産生が減少する

悪い腸内環境イメージ


腸内環境を整える食事でとりたいものは、「善玉菌」と「善玉菌のエサとなる食品」です。

左:善玉菌(プロバイオティクス)/右:善玉菌のエサとなる食品(プレバイオティクス)

チーズ、漬物、みそは塩分が多く、甘酒は砂糖を多く含む商品もあるので摂り過ぎには注意が必要です。オリゴ糖は市販されている製品を利用すると効率よく摂取できますが、下痢やおなかが張ることがあります。一度にたくさん摂ることは控え、少量ずつ使うといいでしょう。

当院人間ドックのオプション検査で、腸内細菌のバランス(腸内フローラ)を検査することもできますのでご利用ください。


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