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ホーム  健康情報  病院だより「けんこう家族」  けんこう家族 第151号【5】
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けんこう家族 第151号【5】

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専門外来のご案内

東京逓信病院では、疾患に応じた専門外来を開設しています。2023年秋から、新たに開設した「心不全専門外来」、「血管疾患専門外来」をご紹介します。

心不全専門外来

心不全患者の増加

人口は既に減少傾向の本邦は超高齢化社会を迎えていますが、80歳以上で10%以上もの方が発症している心不全は未だ増加傾向です。

早期発見がカギ

「心不全」は「心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気」といわれています。悪い印象を持たれがちな病気ですが、早期発見・治療が出来れば、症状の改善や長期に生活を維持していくことが可能です。

東京逓信病院では、下記のような患者さんを対象に食事や運動の改善、薬物療法など、個々に合わせた様々な方法を組み合わせて治療しています。

こんな方が対象です

息切れ、むくみ、動悸、倦怠感、体重増加、夜間の咳、食欲低下、冷感、脱力感、睡眠障害、記銘力低下 などの症状がある方 精査をすすめ心不全があるかどうかを診断します。
心筋梗塞、心筋症、弁膜症など、基礎心疾患をお持ちの方 重症度と併存疾患の把握、心不全の増悪を予防します。
心不全診断後、むくみや息切れが残っている方 心不全症状改善のため、内服治療の調整や必要に応じて侵襲的治療を検討します。

血管疾患専門外来

人は血管とともに老いる

これは、米国の医師だったウイリアム・オスラーが100年以上前に遺した言葉です。血管は、加齢によって内部構造に変化が現れ、様々な病気を引き起こします。血管疾患が予防出来れば、健康寿命を伸ばすことに繋がるのです。血管疾患は、主に血管の場所(冠動脈・脳動脈・末梢血管)と形態の変化(血管が詰まる・拡張する・裂ける)によって分類されます。

こんな疾患が対象です

当専門外来では、末梢血管疾患を主に扱います。

血管の詰まり【アテローム血栓症】 各領域の血流不足による虚血症状がみられます。歩行時の疼痛や足壊疽を引き起こす「下肢動脈アテローム」、手の運動時の疼痛を引き起こす「鎖骨下動脈アテローム」、血圧上昇や腎機能増悪を引き起こす「腎動脈アテローム」、腹痛を引き起こす「腸管動脈アテローム」や、脳梗塞の原因となる「頸動脈アテローム」があります。
血管の拡張【脳動脈瘤・胸腹部大動脈瘤・内臓動脈瘤など】 基本的には無症状です。大きくなると破裂し、致死的になります。
血管が裂ける【大動脈解離】 急性発症の場合、解離した場所に強い痛みが生じることが多く、しばしば致死的となります。

その他に、深部静脈血栓症、肺血栓塞栓症、下肢静脈瘤や透析アクセス関連、血栓性静脈炎、など、多くの血管疾患を扱っています。

さいごに

早期発見・早期治療が大切です。ご紹介した専門外来の診察を希望される方は、外来予約センター (03-5214-7381)にお電話いただき、「心不全専門外来・血管疾患専門外来の診察予約を取りたい」とお伝えください。


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