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地域連携室ニュース 連携医を訪ねて(第14回)

当院と連携されている医療機関をご紹介いたします

 シリーズ第14回目は、千代田区にあります「西端耳鼻咽喉科」の西端 慎一 院長に東京逓信病院の印象などを当院、地域連携・医療福祉相談室長の寺島 裕夫副院長兼第一外科部長がインタビューに伺った模様を紹介します。

【西端院長へのインタビュー】

「西端耳鼻咽喉科」
 西端 慎一 院長

西端院長顔写真

経歴
 昭和53年北里大学医学部卒業後、同大学耳鼻咽喉科に勤務。
その後、昭和60年藤沢市立市民病院耳鼻咽喉科勤務、昭和61年国立相模原病院耳鼻咽喉科医長として勤務された後、昭和63年に西端耳鼻咽喉科の院長として、現在に至る。


病院の特色等について

(寺島)先生のご略歴とクリニックの特徴について教えてください。
(西端)私は、昭和53年に北里大学医学部卒業後、同大学の耳鼻咽喉科に勤務し、昭和60年に神奈川県にある藤沢市立市民病院の耳鼻咽喉科に1年勤務した後、昭和61年に国立相模原病院の耳鼻咽喉科の医長として勤務しました。
 昭和40年に東京交通会館ビルが建ち、当時から父親が開業していたクリニックを昭和63年に継ぐ形で、現在に至っています。

東京逓信病院との関係・印象について…

(西端)東京逓信病院との関係は、当時、耳鼻咽喉科の部長でした牛島先生がいらした平成の始め頃から次の室伏耳鼻咽喉科部長がいらっしゃるまでの間「めまい外来」を担当させていただきました。
(寺島)先生は、医師会の理事としてご活躍されていらっしゃいますが、医師会での活動内容や診療でご苦労していることはありますか。
(西端)千代田区医師会の中で、現役の理事の中では私は一番古いのではないかと思います(笑)。

(寺島)こちらのクリニックでのご苦労されていることなどありますか。
(西端)この辺の地域は住民が少ないです。医師会でも会長や役員の方々がこちらの事もいろいろやっていただいております。
 今、医師会として取り組んでいることは、昨年の10月に災害時の訓練を千代田区医師会と三菱地所とが提携をして、また丸の内地区のビルの管理組合と連携をして、東京逓信病院の野口副院長と宮澤先生からトリアージについての訓練と講演をしていただきました。この災害時訓練につきましては、毎年続けていくことになると思います。
 トリアージ等は忘れてしまうので、千代田区医師会病診連携懇話会でも毎回10分から15分程度、トリアージについて説明していただくことにもなっていますので、続けることによって覚えてもらうようにしています。
その他、医師会では会計担当として携わっています。
(寺島)大変ですね。
クリニックに来られる患者さんは、通勤されている方が多いということですね。
(西端)そうです。それと子どもの患者さんがほとんどいないということですね。子どもの患者さんがいない耳鼻咽喉科は少ないと思います。

(寺島)疾患としては、アレルギーの患者さん等が多いですか。
(西端)風邪で副鼻腔炎を起こしたり、アレルギー性鼻炎、それと私はめまいとアレルギーを専門にしていたので、メニエル病の患者さんも結構多いですね。メニエル病は意外とストレスが関係しているので、メニエル病と診断がつかなく、もう少し軽い状態で低音障害型感音難聴という疾患が非常に多いですね。
(寺島)1日何人ぐらいの患者さんを診察されているのですか。
(西端)今日は107人でしたが、これでも減っていまして、昭和63年頃はここに都庁があり、3万人ぐらいの方が勤めていましたので、1日平均170人ぐらいで、少ない時で150人ぐらい、多い時で200人ぐらいの患者さんが来られていました。
(寺島)100人超えの患者さんを診察されるのは大変ですね。
(西端)昔は鼻スプレーをして、ネブライザーをするだけの患者さんが多かったので、それぐらいは診察出来ましたが、今はそんなに診察出来ませんので、1日平均80人から90人ぐらいの患者さんを診察しています。

(寺島)東京逓信病院の印象はいかがですか。
(西端)東京逓信病院は、過去に勤務したこともあり、知っている先生もいるので、失礼ですが気軽に連絡をとらせていただいたり、千代田区医師会病診連携懇話会に出席される先生と面識が出来るのもありがたいので、患者さんが病院を指定する以外は、東京逓信病院に患者さんを紹介しております。
(寺島)ありがとうございます。紹介して良かった事やエピソードなどはありますか。
(西端)そうですね。無理を言って緊急で入院させてもらったりすることが何回かあります。

当院に求めるものは…

(寺島)東京逓信病院に望むことなどはありますか。
(西端)今の状態を続けていただければ・・・(笑)。
今の紹介システムは非常に良いと思います。当方からコンピュータを操作して紹介するシステムがありますが、診療中はなかなか出来ないので、私は電話1本で何でもやってもらえることは前時代的ではあると思いますが、言いたい事も伝わりますし、コンピュータだと細かい部分が伝わらず、また電話だと時間もかからないので、私としてはすごくありがたいです。
(寺島)その他、何かありますでしょうか。
(西端)当クリニックの特徴のひとつとして、当院では鼻のネブライザーは、陰圧を掛けるタイプのジェット式を使用しているので、薬剤を鼻の奥まで送り込め、このネブライザーを気に入って遠くから通っている患者さんもおります。東京でもその方法を用いているクリニックは少ないと思います。
(寺島)ありがとうございます。本日はお忙しい中、ありがとうございました。

【今回ご紹介した医療機関】西端耳鼻咽喉科別ウィンドウで表示します。

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