シリーズ第24回目は、飯田橋皮膚科スキンクリニックの河野 志穂美(かわの しおみ) 院長に東京逓信病院の印象などを当院、地域連携・医療福祉相談室長の江藤 隆史 副院長兼皮膚科部長がインタビューを行った模様を紹介します。
「飯田橋皮膚科スキンクリニック」
河野 志穂美 院長
(河野)電子カルテの記載(入力)に時間を要することがあり、患者さんをお待たせしてしまう点を心苦しく感じています。患者さんの待ち時間短縮のためにも、シュライバー(診察内容の代行入力者)の導入も今後の課題として検討していく時期かと考えています。
(江藤)経営面(人件費)の問題などもありますね。その分患者さんの診察にかける時間が出来ると思いますが、課題は多いですね。こちらのクリニックは予約制ですか。
(河野)午前中は、来院順に診察しています。午後は予約優先ですが、当日来院の方も診察します。最近、当クリニックを改装しましたが、その際に「受付順番システム」を導入し、Web上で患者さん自身による受付ができるようにし、順番を確認できるようにしました。Web上で自分の受付順番が分かり、現在の待ち人数の状況が見えるため、近隣の会社員の方など「自分の順番が把握できるのでスケジュールが立てやすい」と好評です。
(江藤)待ち時間対策は、当院でも課題の一つです。こちらは急患の患者さんもいらっしゃいますか。近くに小学校もありますね。
(河野)ちょっとした”ケガ”の患者さんが多いですね。切創などは、その場で縫合をすることもあります。点滴などが必要な重症な患者さんもいらっしゃいます。その際は、症状が落ち着いてから、後日東京逓信病院へ紹介させていただいています。
(江藤)以前、(当院に)勤務いただいていましたが、当院の最近の印象はどうですか。
(河野)(東京逓信病院出身者として)馴染み深い病院ですので、頼りにしています。以前に患者さんから「触られても感覚がない。変な感じがする。」と相談を受け、東京逓信病院の神経内科(部長の椎尾先生は東京大学で同級生でした)へ紹介しすぐに診察していただきました。その他の診療科も総合的に診察していただけるので、大変助かっています。
(江藤)今後も何かあればご相談ください。当院の紹介の良い点はありますか。
(河野)地域連携室の対応が迅速で、その場でお返事いただけますし、担当医と連絡がつかない場合なども、「すぐに折り返しお電話します」と言っていただき、こちらが待つことが少なく、対応に感謝しています。電話をしても、その場でずっと待たされることがないので、患者さんも安心しています。
(江藤)ありがとうございます。今後もご期待に添えるよう努力していきますので、引き続きよろしくお願いします。今後、当院に望むことはありますか。