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地域連携室ニュース 連携医を訪ねて(第27回)

当院と連携されている医療機関をご紹介いたします

 シリーズ第27回目は、結核予防会 総合健診推進センターの宮崎 滋 所長に東京逓信病院の印象などを当院、地域連携・医療福祉相談室長の江藤 隆史 副院長兼皮膚科部長がインタビューを行った模様を紹介します。

【宮崎所長へのインタビュー】

「結核予防会 総合健診推進センター」
 宮崎 滋 所長

宮崎所長顔写真

経歴
昭和46年東京医科歯科大学医学部卒業、同大学第一内科、都立墨東病院、東京逓信病院(内科部長・副院長)、新山手病院(生活習慣病センター長)を経て、現在、結核予防会 総合健診推進センター(所長)として、さらに日本肥満学会(副理事長・理事)など数々の学会の評議員として活躍されている。




(江藤)宮崎先生が、東京逓信病院で勤務されていた(初代地域連携室長)時代に「地域連携室ニュース」を創刊されたと聞いています。その後、寺島、江藤と受け継ぎ、今日に至り今回で72号の発行となります。
(宮崎)この「連携医を訪ねて」も私が企画しシリーズ化したもので、まさか自分がインタビューされる立場になるとは思っていなかったので、とても感慨深いものがあります。第1回(平成23年11月発行号)は、当時の千代田区医師会長の小池先生にインタビューさせていただいたと記憶しています。

江藤隆史医師

(江藤)当時の懐かしい思い出なども踏まえつつ、現在の(外から見た)当院の印象などをお伺いできれば幸いです。
(宮崎)私が地域連携室長を拝命したのは2000(平成12)年で、それまでは職域病院でしたので、地域連携のノウハウは全くなく困りましたが、千代田区医師会の先生方のご支援で連携診療が盛んになりました。現在は、千代田区内にある結核予防会総合健診推進センターで糖尿病の外来などを担当しており、東京逓信病院に紹介させていただいています。私が勤務していた頃と比較し、格段に診療やサービスの質が向上していると感じています。
(江藤)ありがとうございます。地域の先生方のニーズに即したサービス(連携)に力を入れていきますので、今後もよろしくお願いします。宮崎先生は当院勤務時代、地域連携室長として「紹介・逆紹介」を率先して提唱いただき、特に「2ドクターシステム(逆紹介)」は案内ポスターやチラシを作成しPRしていただきましたが、最近はその重要性を再認識し、さらに軌道に乗ってきていることを実感しています。
(宮崎)当時は2ドクターというと患者さんから「見放すのか」と言われることもありました。しかし、紹介・逆紹介は連携診療の基本なので、当時(院内)の立場でも、現在(院外)の立場でも重要であることに変わりはありません。紹介・逆紹介による連携は、私も常に意識しています。
(江藤)紹介などを含め、当院の改善点はありますか。

宮崎所長

(宮崎)当センターの外来診療の特徴として、健診で異常を指摘された患者さんが多数を占めており、再検査や精密検査が必要な際に「病院を紹介します」という場合、ほとんどの患者さんが「通院中の病院がある」「会社から○○病院を受診するように言われた」など、近隣の病院を紹介するケースが多い中、「東京逓信病院」を紹介すると「待ち時間が少なくてよかった」「全体的に応対が丁寧だった」「治療も的確だった」との評価が多いです。今後もさらに連携の質やサービスを高めていただきたいです。
当日の受診(急患)も、この症状なら東京逓信病院と思い、地域連携室へ電話すると、ほとんどのケースで受け入れていただき心強いです。
また、最近は紹介した患者さんの予約も、以前と比較し早めに取れるようになったので、紹介しやすいです。
(江藤)よい評価をいただき光栄です。患者さんに「何かあったらまたお願いしたい」「家族も通院させたい」と思っていただける病院を目指して努力したいと思います。紹介いただく患者さんの予約が滞ることのないよう、各診療科で予約枠を工夫するなど病院全体で取り組んでいるところです。当院に望む点はありますか。
(宮崎)紹介する立場として、病院の診療科の強みが分かると嬉しいですね。患者さんにも”この疾患・症状は東京逓信病院”と自信をもって説明できるような強みがあると、さらに紹介しやすいです。どの診療科も疾患全般を診ていただくことはありがたいのですが、全ての医師が全ての領域・分野においてパーフェクトに対応することは、設備面なども含め厳しいことは承知していますので、「この先生は、この疾患・この専門領域」といった明確な情報があると助かります。最近は患者さん自身もホームページなどで疾患や病院に関する情報・知識が豊富なため、患者さんに「疾患全般を診てくれる、いい先生です」と説明する場合より、実績(症例数など)を基に説明すると安心・納得していただけると思います。
(江藤)各医師の専門分野(サブスペシャリティ)などをクローズアップして、ホームページを中心にさらにPRすることも検討していくことが重要ですね。
(宮崎)飯田橋周辺には総合病院が多く競合しており、全般的に一定レベルの診療が可能であるので、その中で紹介先を決める際の選択肢としては、診療科や医師の専門分野・強みがポイントになると思います。この疾患、この手術は、この先生といった情報があれば、紹介の際に大いに参考になります。東京逓信病院には、日頃から頑張っている先生方が多く実績もあると思いますが、まだまだ十分知られていないと思います。是非とも外に向けた情報発信をお願いします。
(江藤)効果的かつ適切なPR方法を考えます。本日は貴重なご意見をいただき、大変参考になりました。今後もアドバイスなどを含め、よろしくお願いいたします。お忙しい中ありがとうございました。

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