ここがページの先頭です。
ページ内移動メニュー
ヘッダーメニューへ移動します
共通メニューへ移動します
現在の場所へ移動します
本文へ移動します
サイドメニューへ移動します
現在の場所
ホーム  診療科のご案内  腎臓内科
ここから本文です。

腎臓内科


検診などで、血尿・タンパク尿が発見された方、高血圧で治療が必要といわれた方は、まずかかりつけ医で再検査をしていただき、その上で当科を紹介願うとその後の診療がスムーズに進みます。

ただし、浮腫を認める場合や、自分の尿が見ただけで赤いと思う場合などは、急いで受診してください。

専門分野

腎臓内科とは、血尿やタンパク尿が続く方や、腎機能が低下した方を治療する内科です。血尿やタンパク尿が発見された方は、最良の治療を選択するため精密検査を行います。この中に腎生検も含まれ、外来にて厳密に適応を決めた上で短期入院で行います。腎機能が低下した状態で発見された方は、更なる低下を防止するため、強力な治療を行います。栄養士や他科の医師などの協力も必要となります。腎機能低下が進んだときは、安全に透析療法へ移行できるよう取り計らいます。

難治性の高血圧も腎臓が関与することが多く、当科が診療にあたります。

外来医師担当表

外来医師担当表

各医師の外来診療予定日です。

実績

 タンパク尿・血尿などの尿異常や腎機能障害、すなわち慢性腎臓病に対して、精密検査と総合的治療を行っています。

 腎炎に対してはエコーガイド下の経皮的腎生検を年間十数例行っており、その全例に抗体法診断と電子顕微鏡診断を行っています。現在のところ、術後出血で輸血や手術などを必要とした例はありません。腎炎、ネフローゼ症候群に対してのステロイド治療、免疫制御剤治療を行っています。IgA腎症に対する扁桃摘出術及びステロイド療法は、耳鼻咽喉科と協力して行っています。

 腎不全に対しては栄養士による食事指導・食事療法とともに総合的な薬物治療を行っています。腎臓以外の合併症に対しても、循環器科(狭心症・心筋梗塞・不整脈)、内分泌・代謝内科(糖尿病・高血圧・高脂血症・高尿酸血症・肥満・メタボリックシンドローム)、眼科(網膜症、白内障)、脳神経外科(脳卒中)などと協力して診療しています。

 腎不全が進行した場合は、症状や所見を総合的に評価し、内シャント手術や血液透析導入について相談しながら診療を進めています。血液透析導入は年間十数例あり、透析導入後は地域の外来透析施設に紹介しますが、何らかの合併症のために検査や治療や入院が必要な場合には積極的に受け入れています。

 血液透析、血液吸着、血漿交換を含む血液浄化療法・対外循環治療は、腎臓内科医師、臨床工学技士、看護師よりなるスタッフが透析室で行っています。腎不全に対する血液透析以外に、エンドトキシン吸着(重症感染症)、LDL吸着(閉塞性動脈硬化症・ネフローゼ症候群・高コレステロール血症)、白血球除去(潰瘍性大腸炎)、ビリルビン吸着(腎不全)、免疫吸着(ギラン・バレー症候群、多発性硬化症・その他)などの血液浄化療法を行っています。

主要疾患名(件)2021年度 2020年度 2019年度
急性腎臓機能障害25 35 34
保存期腎不全116 141 163
慢性糸球体腎炎26 37 64
ネフローゼ症候群18 30 26
血管炎8 18
その他の膠原病4 12 29
電解質異常30 40
41
透析合併症5 8 17
尿細管間質性腎炎 10 15 2
遺伝性腎疾患5 7 7
尿路感染症20 17
その他38 8 47


検査・治療名2021年度 2020年度 2019年度
血液透析総数735 775 823
透析導入
33 31 29
アフェレシス
(血漿交換・血球除去など)
58 41 43
腎生検20 39 39
ブラッドアクセス作成
(内シャント造設、動脈表在化)
25 24 22
腹膜透析関連24 4 7

尚、当院では現在、外来維持透析は原則として行っておりません。

主な対象疾患

スタッフ紹介

医長
川田 真宏
(かわだ まさひろ)
(卒業年:2008年)
専門分野:
腎臓内科一般、透析医療全般、
腎臓リハビリテーション、栄養療法
資 格 等:
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本腎臓学会腎臓専門医・指導医
日本透析医学会透析専門医
身障者福祉法指定医(腎機能障害)
難病指定医
松村 実美子
(まつむら みみこ)
(卒業年:2010年)
専門分野:
慢性腎臓病、血液浄化療法、腹膜透析、血管炎
資 格 等:
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本腎臓学会腎臓専門医
日本透析医学会透析専門医・指導医
日本医師会認定産業医
身障者福祉法指定医(腎機能障害)
難病指定医
高久 由太郎
(たかく ゆうたろう)
(卒業年:2018年)
専門分野:
腎臓内科一般
資 格 等:

(2023年4月1日現在)

主な治療の入院日数・料金

疾患名パス名
入院日数
料金(3割負担)
IgA腎症腎生検 7日 120,000円
※料金は3割負担の場合のめやすを示しています。

書籍発行

「東京逓信病院のおいしい腎臓病レシピ」
髙野主任医長や当院管理栄養士が携わった、腎臓病の方のためのレシピ集です。

ヴィジュアル新書『人体解剖図鑑』
髙野主任医長が解説した、目で見て分かりやすい人体図鑑です。

「尿の色健康手帖」
尿の色をチェックできるカラーチャート付き健康手帖を、高野主任医長が監修しました。

受賞歴

日本腎臓学会優秀演題賞
2022年10月、専攻医の清川医師が優れた発表を行った功績として
日本腎臓学会東部学術大会において優秀演題賞を受賞しました。

「けんこう家族」掲載記事

第141号 2021年7月1日発行

慢性腎臓病について
腎臓内科 医長 川田 真宏

第130号 平成30年10月1日発行

末期腎不全について
腎臓内科 松村 実美子

臨床研究への参加等

臨床研究名称責任者名
間質性腎炎の活動性診断におけるガリウムシンチの有用性に関する研究(144KB)松村 実美子

アンケートにご協力ください

皆様にとって、より使いやすいホームページにするため、是非ご意見をお聞かせください。

<ご覧いただいているこのページについてお尋ねします>

このページは役に立ちましたか?

役に立った
ふつう
役に立たなかった

このページの表現やレイアウトは、分かりやすかったですか?

分かりやすかった
ふつう
分かりにくかった

このページの情報は探しやすかったですか?

探しやすかった
ふつう
探しづらかった

このページの情報量は適当ですか?

適当
詳しすぎる
足りない

ここまで本文です。
ここからサイドメニューです。 ここまでサイドメニューです。
^このページの一番上へ
【画像】印刷用のフッター画像です