当院ではがん診療の一環として、がん患者さんに対して、「からだとこころのつらさの拾い上げ」「診断時から緩和ケアの提供」「チーム医療」を目的に苦痛のスクリーニングをおこなっております。
スクリーニングシートは、「生活のしやすさに関する質問票」を用い、患者さん・ご家族にご記入いただいたり、看護師が口頭で確認しながら「からだ」と「こころ」のつらさを生活の支障の視点から数値化しております。
診療の中で、患者さんへの理解を深め、多職種で共有・サポートするためのツールとして用い、良質な医療の提供を目指して取り組んでおります。
診療で得られたデータは、診療の質向上のために研究に用いることがあります。
研究への利用について、患者さんには断る権利があります。その場合は病院スタッフにお申し出ください。