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整形外科【解説】

膝関節鏡

数カ所の小さなキズから内視鏡と手術器械を入れて、モニターで見ながら手術を行います。膝以外では関節の大きさに応じて関節鏡や手術器械の大きさを選びます。

反復性肩関節脱臼の関節鏡写真

靱帯の付け根に当たる関節唇(矢印)が肩甲骨(*)からはがれて靱帯がゆるむために脱臼を繰り返します。若い人程反復性になりやすいのですが、初めての脱臼であれば特殊な装具による治療によって再発率を下げることが出来ます。しかし何回も繰り返すようになると、手術以外の方法では治りません。手術では、はがれた関節唇を元の位置に固定しなおすことによって靱帯をしっかりさせ脱臼を防ぎます。

外側上顆炎の関節鏡写真

通常テニス肘とかゴルフ肘と呼ばれる病気ですが、正式には上腕骨外側上顆炎といいます。肘の外側の腱に無理がかかって炎症を起こしている状態なので、治療では腱に無理をかけない手の使い方をすることが最も大切です。ほとんどの患者さんでは、手の使い方の注意に加えて、サポーター、お薬、注射などを併用することで治ります。しかし希にはこれら治療を長く続けても治らない場合があり、日常生活やスポーツでの不自由が多ければ手術が必要になります。手術では関節の内側(矢印)と関節の外側の異常を同時に治します。

衝突性外骨腫症(インピンジメントエクソストーシス)のCT関節鏡写真

サッカーなど足首の屈伸を繰り返すスポーツで、足首の前後の骨が当たって棘の様に出っ張ったり(骨棘:図の矢印)、かけら(関節ねずみ:図の*)になったりして痛みを生じます。運動の調整やテーピング、お薬、注射などでよくならない場合は関節鏡手術でこれらを切除します。

運動療法

整形外科の手術以外の治療の中で最も大切なのは運動療法です。実際、膝の老化である変形性膝関節症の痛みに対しては、運動療法による太ももの筋力の強化が、痛み止めの飲み薬に劣らない効果があることが証明されています。また、老化やケガで肩の腱が切れてしまう腱板断裂では腱自体は治りませんが、正しい運動療法によって残った腱を上手く使うことが出来るようになれば、多くの患者さんで痛みや不自由さがなくなります。運動療法は自分で出来るようになることが大切ですので、当科では運動療法の正しいやり方について専門の理学療法士が実際について詳しく指導する様にしています。

高位脛骨骨切り術

変形性膝関節症に対してO脚をX脚に変えることによって痛みをとる手術です。すねの骨に切れ目を入れてX脚にした後、隙間に人工の骨(青色)をはさんでから金属のプレート(金色)で固定します。人工膝関節置換術とちがって自分の骨で治すことができることが長所で、比較的若い方やよく足を使う方に向いています。

単顆型人工膝関節術(UKA)

変形性膝関節症の中でも内側だけが重症の方や大腿骨果部壊死の患者さんに行います。全置換術(TKA)にくらべて体の負担が軽く入院期間も短くて済みます。

人工膝関節全置換術(TKA)

変形性膝関節症や関節リウマチで他の治療方法でどうしても痛みがとれない場合に行います。

人工股関節全置換術(THA)

変形性股関節症などで関節がこわれてしまい運動療法やお薬など他の治療方法でどうしても痛みがとれない場合に行います。一般的には骨盤側の金属カップ(矢印)の固定にネジを使うことが多いのですが、手術の安全性を高めるとともに将来のゆるみを減らすためネジを使わない様にしています。

末梢神経の病気に対する特殊なMRI検査

神経の検査には針を刺すなど痛みを伴う検査が必要なことが多いのですが、特殊なMRIによってそのような検査を減らしています。

手根管症候群

印のところで神経が圧迫されて細くなっています。

肘部管症候群

印のところで神経が圧迫されて細くなっています。

腕神経叢損傷

印のところで神経が損傷されていることがわかります。

顕微鏡手術

手の専門医

日本手学会HPをご参照ください。

日本手学会HP

リウマチの診断に用いる特殊なMRI

  関節リウマチのごく初期には、普通のレントゲン写真では異常が表れません。ですからレントゲン写真で異常が現れた時点では早期発見とは言えないことになります。これに対して手や指の小さな関節専用のMRI は、リウマチによる関節や腱の炎症を非常に早い時期に捉えられるので、リウマチが強く疑われる場合に行っています。図は手首の痛みを訴える患者さんですが、レントゲン写真ではほとんど異常がないのに、MRIでは関節のまわりリウマチによると思われる炎症(矢印の白い部分)が見られます。

生物学製剤

レミケード、エンブレル、ヒュミラ、アクテムラなどの生物学製剤はリウマチを治すのに非常に大きな効果がありますが、同時にいろいろな合併症に対して細心の注意を払わなければなりません。当科では生物学製剤を使用する場合、内科の各分野の専門家と連携して合併症がないか常にチェックを行っています。

関節リウマチに対する人工肘関節手術

リウマチのために肘の痛みが強く動きが悪くなって日常生活に支障のある患者さんでは、痛みと動きの両方を良くするできることから喜ばれる手術です。しかし、手術の効果を充分出すためには、リウマチの勢いがお薬である程度おさまっていることと、手術のタイミングが重要です。骨の破壊があまり進みすぎると人工関節の耐久性が悪くなるので、適切な時期に手術を行うことが大切です。

凍結肩(五十肩)と腱板断裂

凍結肩は何も原因がないのに肩が固まって痛む、腱板断裂はケガで肩の腱が切れて腕が挙がらなくて痛む、というふうに別の病気ですが、実際には、夜中に痛みが強い、肩だけでなく腕から肘が痛むなど、症状が非常に似て区別が難しいこともよくあります。治療としてはどちらも、正しい運動療法が非常に有効ですので、実際に指導を受けて自分でできるようになることが大切です。

前十字靭帯再建術

   
図1                      図2                  動画

スポーツによる膝のケガの中で最も代表的なものです。前十字靭帯は完全に切れてしまうと自然には治らないだけでなく、そのままスポーツを続けると半月板や軟骨など他の部分の損傷が増えていきます。このため、ある程度以上スポーツを続ける方には手術が必要です。当科では損傷の状態に応じて、当院で開発された一重束再建法(図1)と、二重束再建法(図2、動画)の両方を行っています。

後十字靭帯再建術

後十字靭帯は損傷されても前十字靭帯と違って必ずしも手術が必要とは限りません。靱帯のゆるさやスポーツの種目によってどうしても手術が必要と考えられる場合、前十字靭帯と同様の二重束再建法を行っています。

半月板損傷の関節鏡写真とMRI写真

膝の骨と骨の間でクッションの役割を果たしている軟骨の板にキズ(矢印)がついて、痛みや引っかかりを生じます。スポーツなどのケガによるものが多いのですが、中高年以降は加齢に伴うすり減りによって生じることもあります。診断は症状からつくことが多いですが、正確な診断にはMRIが必要です。半月板のキズは自然に治る場合もあるので必ず手術が必要なわけではありません。しかしケガをしてから何ヶ月も症状がくりかえしたり、膝をまっすぐ伸ばせない状態が続く場合は、半月板以外の組織にも損傷が広がるため手術が必要です。手術では、キズのついた部分を削る方法と縫う方法があり、キズのつき方によって使い分けます。手術をする場合、しない場合のどちらでも、膝の筋力を落とさないリハビリが非常に大切です。

反復性膝蓋骨脱臼

いわゆるお皿の骨(膝蓋骨)が膝の外側へずれる(左の図)ケガで、通常はギプスやサポーターで治療します。しかし治り方は体質によるため個人差があり、何回もはずれることを繰り返してスポーツや日常生活に支障が生じた場合には手術が必要になります。手術では患者さんの骨の形や靱帯のゆるみ具合に応じて最適な方法を選んで、お皿を本来の位置に戻します(右の図)。

三角骨障害

足首のつま先を下げる動作を繰り返すために足首の後ろ側の部分の骨が当たって痛みを生じる病気です。サッカーなどのスポーツ選手やクラシックバレーの踊り手に多いことで有名です。運動の調整やテーピング、薬、ブロック注射などの治療でどうしても症状がとれない場合は、当たる部分の骨(矢印)を削る手術によってよくなります。

第5中足骨疲労骨折(ジョーンズ骨折)

足の疲労骨折はスポーツによってしばしば生じますが、ほとんどの場合手術は必要ありません。しかし第5中足骨(足の甲の小趾側の部分、左の図の矢印)に生じたものは特別で、非常に骨がつきにくく一旦治っても再発を繰り返すため、確実なスポーツ復帰のためには手術が必要になります。手術では特殊なネジ(右の図の矢印)で骨がずれないように固定し、早期にリハビリを始めます。

手根管症候群

中高年(いわゆる更年期前後)の女性の手のしびれの原因として非常に多い病気です。手首の付け根のところで神経が圧迫されて指のしびれを生じ、重症になると親指の付け根の肉がやせてボタンかけやコインつまみなど細かい作業が難しくなります。小指だけはしびれないこと、しびれが夜中や朝方に強くなることが特徴です。自然に治ることが多い一方で、非常に重症になると手術をしても後遺症が残る場合もあり、同じ病気でも患者さんよって治療方針が大きく異なります。神経の専門的な検査によって正しい診断をつけることが大切です。

肘部管症候群

肘の内側で神経が圧迫されて生じる病気です。手根管症候群と同じように指がしびれますが、手根管症候群とは逆に小指がしびれるのが特徴で、手の細かい作業がしにくくなります。原因はいろいろありますが、子供の頃の肘の骨折や、スポーツや職業で長年肘を使ったための後遺症として生じる場合が多いものです。手根管症候群と違って自然に治ることが少なく、治療が遅れると後遺症を残しやすいので、専門的な検査による早期診断と早期治療が大切です。

腕神経叢損傷

肩から手にかけての神経のケガの中で最も重症なもので、神経の損傷のし方によっては非常に重い後遺症を生じます。神経のケガは軽症では自然に治る場合もありますが、もし神経が完全に切れると、自然にはつながらないだけでなく、時間が経つと手術をしても治らなくなります。このため切れているかどうかを調べる専門的な検査を早く行うことが重要です。

腰椎椎間板ヘルニア

腰の骨のつなぎ目の軟骨が出っ張って神経を圧迫し(左図の矢印)、痛みや麻痺を生じます。ヘルニアはレントゲン写真には写らないので診断にはMRI検査が必須です。最近では出っ張りが自然に引っ込む(右図の矢印)ことが多いということが分かってきたので、特殊な場合を除き手術を急ぐ必要はありません。手術以外の治療を充分時間をかけて行い、どうしても治らない場合に手術を行います。手術では顕微鏡を使って、できるだけ安全で体の負担が小さくなる様に努めています。

腰部脊柱管狭窄症

特徴的な症状は「間歇性跛行」といって、10分か15分歩き続けると足がしびれて歩けなくなり、座ったりしゃがんだりしてしばらく休むとしびれがとれてまた歩ける様になることです。加齢に伴って変形した骨や軟骨が腰の神経を圧迫して症状を出すことは腰椎椎間板ヘルニアと似ていますが、ヘルニアと違って変形が自然に治ることはありません。また圧迫される場所が、ヘルニアのように一箇所でなく何カ所(図の矢印)にも生じることが治りにくい原因になります。しかし年齢とともに症状が必ず進行するとは限らないので、症状が重症でなければ、先ずお薬を試してみてダメなら神経ブロック、それでもダメなら手術を考えます。手術では顕微鏡を使うことによって、できるだけ安全で体の負担が小さくなる様に努めています。

舟状骨骨折

舟状骨は手首と親指の間にある小さな骨で、転んで手のひらを強くついた時に折れます。この骨折が問題になることが多い理由は、普通のレントゲン写真では骨折が見えにくいため見逃されやすいことと、治療をしてもなかなか骨がつきにくいことのためです。大切なのは骨折の種類を正しく診断することで、そのためにはCT(図の矢印)やMRIなど精密検査が必要です。

母指CM関節症

親指の付け根の関節が年齢とともにすり減って凸凹(図の矢印)になり痛みを生じる病気です。手首の少し先の部分が、こぶの様に出っ張って、ズボンをつまんで上げる時などに痛みます。すり減った関節は元に戻りませんが、多くの場合はお薬や装具による治療を時間をかけて行うことでよくなります。

外反母趾

外反母趾は足の親指が外側に曲がる(白矢印)病気と考えられがちですが、その原因は実は親指を支える足の甲の骨(第一中足骨)が内側に出っ張っている(黒矢印)ことです。外反母趾ではこれ以外にも足のいろいろな部分の変形が合併しているため、治療も親指だけでなく足全体の変形の状態を考えて行う必要があります。

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