2022年11月5日、千代田区と千代田区保健所主催の「千代田区災害時合同救護訓練」が行われ当院も災害拠点連携病院として訓練に参加しました。訓練は震度6強、マグニチュード7.3の首都直下型地震の発生が想定され、当院では傷病者受け入れ訓練を実施しました。また、今回の訓練は当院を含めた千代田区の「緊急医療救護所」に指定されている6病院間で初めて通信訓練も実施されました。
当日は、千代田区保健所や陸上自衛隊員の方など多くの方にお越しいただき、病院入り口横での緊急医療救護所用テント設営、無線での報告訓練、傷病者の受入及びトリアージ訓練などを行いました。
トリアージ訓練は、傷病者が自衛隊の救急車での搬送や、独歩での来院を想定し、本番さながらの緊迫した雰囲気の中、医師や看護師だけでなく様々な職種のスタッフが協力し行われました。また1階ロビーにおいては医師、看護師によるトリアージの色別に傷病者への処置を実施し、大きな混乱もなく無事終了しました。
今回の訓練では、日頃定期的に実施している防災訓練の成果を発揮し、スタッフ全員が協力してスムーズに対応することができました。今後の訓練に活かせそうな課題や反省点も見つかり、非常に有意義な経験となりました。
トリアージ訓練
|
患者搬送
|
1階ロビーでの処置①
|
1階ロビーでの処置②
|