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Q&A 関節鏡手術についてよくある質問と答え
- 切開手術と比べて関節鏡手術の利点と欠点を教えてください。
- 利点
- 皮膚のキズが小さい。
- 肉眼では見えにくい狭い部分の処置ができる。
- 肉眼よりも拡大して見えるので細かい処置ができる。
- 潅流液で洗いながら手術を行うので感染を起こしにくい。
- 手術後の痛みが軽いのでリハビリを進めやすい。
- 欠点
- 特殊な道具と技術が必要となる。
- 部位によって神経や血管を傷つける危険性が生じる。
- 疾患によって手術時間が長くなる場合がある。
- 疾患によって効果が劣る場合がある。
- ホームページに出ているすべての疾患が関節鏡で治療できるのでしょうか?
- いいえ。同じ病名でも関節の状態によって手術の効果が異なります。手術前に専門的な検査を受けていただき、検査の結果によっては、手術よりも薬やリハビリなど手術以外の治療をお勧めする場合があります。また手術の場合でも、関節鏡手術よりも切開手術の方が効果や安全性が優ると考えられる場合は、そちらをお勧めします。
- 受診方法はどうすればよいのでしょうか?
- 電話予約していただきます。関節の部位によって曜日と担当医が変わりますので、他の医療機関などで診断がついている場合はその病名を、診断がついていない場合は関節の部位をお話しください。紹介状や検査の資料がある方は、受診時にご持参ください。
- 関節鏡手術では入院が必要でしょうか?
- はい。関節の内部を見るだけでなく何か治療を行うとなると、局所麻酔では痛みを抑えきれないため、切開手術に比べて短時間ですが入院が必要になります。
- 関節鏡手術では手術後にリハビリが必要でしょうか?
- はい。皮膚のキズは小さいですが、内部では切開手術と同じ処置を行っていますので、それに応じた正しいリハビリが非常に大切です。やり方については外来通院時にリハビリ室で指導します。
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