対象者 | 男性、女性とも |
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検査方法 | 約5分検査台の上で横になるだけです。息を数回止めてじっとします。 |
異常を示す病気 | 結核、肺がん、肺炎など |
料金 | 20,900円(税込) |
64列マルチスライスCTを使うので、胸部をらせん状にすきまなく、短い時間で撮影することができます。また1.25ミリ間隔で撮影しますので、通常の胸部X線撮影では、見つかりにくい、直径数ミリのごく小さな初期の肺がんを見つけだすことが可能です。
加えて、喀痰細胞診検査により癌細胞の有無を調べます。
近年、肺がんによる死亡率は、男性1位、女性2位となり、喫煙率は減少しているにも関わらず増加しています。
早期に発見されれば、5年生存率は80%以上ですが、実際は他の癌に比べて進行が早いため、進行癌で発見される例が大半です。
最近の統計学的な研究によれば、「早期肺がん」の6割は胸部レントゲンでは発見困難であり、CTによる検査は非常に有効です。
たばこを吸う人だけが肺がんになると思っていませんか?女性の場合、「喫煙」は肺がんの原因のたった2割と言われています。(男性の場合は7割が「喫煙」)。
X線
X線拡大画像
CT
病変は、胸部X線でもわずかに認められますが、CTではきわめて容易に指摘できます。2センチのⅠ期の腺がんでした(矢印の部分)。
特に次の項目に該当する方には検査をお勧めします。