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ホーム  診療科のご案内  脳神経外科  脳卒中
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脳卒中

 脳卒中は、脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血等に分類されます。

脳梗塞

 脳卒中のうち、約7~8割を占めており、高血圧、高脂血症、糖尿病など生活習慣病の管理が大切なのは言うまでもないことです。高血圧などが主体として脳血管の穿通枝が閉塞するラクナ梗塞、動脈硬化の進行により脳血管が閉塞するアテローム血栓性梗塞があり、別の要因として心房細動など不整脈により塞栓が生じ、血流に乗り主幹動脈を塞ぐことによる心原性脳塞栓症があります。

急性期治療

 脳梗塞発症4.5時間以内で、禁忌事項がなく適応症例には、t-PAの点滴治療を実施いたします。また主幹動脈の明らかな閉塞症例ですと、血管内治療として血栓回収・血栓吸引術の適応が生じますので、血管内治療の専門家に治療を引き継ぐことになります。

脳出血

 高血圧による脳内出血が、主なものになります。意識障害が高度で脳の圧迫が強く、切迫状態であると、緊急減圧開頭血種除去術を実施されます。急性期治療を実施、全身状態が改善し脳の圧迫所見が軽減した時期に、頭蓋骨の形成術を追加いたします。
 また、最近はより侵襲度を軽減した内視鏡下血種吸引術を実施することが、増えております。開頭範囲をより狭くし、直径10mmのポートという管をナビゲーション併用下に正確に安全に血種内に挿入します。その管を通して内視鏡と吸引管を挿入し血種を吸引除去することです。
 創部範囲もより狭いので、患者さん自身にとって低侵襲であるのは疑いの余地はありません。

脳動脈瘤・クモ膜下出血

 脳動脈瘤の治療においては、くも膜下出血の重症度、瘤の部位や形状、患者さんの全身状態などを総合的に判断し、開頭クリッピング術かまたは脳血管内治療であるコイル塞栓術を、詳細に検討しより良い治療を選択しております。

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