耳鼻咽喉科部長 八木 昌人
当科では、耳鼻咽喉科全般の診療を行っています。めまいや難聴などの神経耳科と呼ばれる領域の診療には定評があります。鼻の病気に対しても、アレルギー性鼻炎に対するレーザー照射療法や舌下免疫療法・抗体医薬(オマリスマブ)、慢性副鼻腔炎に対する手術やデュピクセント皮下注射など新しい手法を積極的に取り入れて治療を行っています。音声障害や嚥下障害など「のど」の病気全般や頭頸部がんの治療も行っております。個々の患者さんのニーズに応じ、生活の質を改善していただけるような治療を心がけています。
メニエール病や良性発作性頭位めまい症などのめまい疾患、突発性難聴や慢性中耳炎・末梢性顔面神経麻痺などの耳疾患、アレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎などの鼻疾患、習慣性扁桃炎や睡眠時無呼吸症候群に対する外科治療、声帯ポリープなどの声の障害の診療を行っています。また甲状腺や唾液腺腫瘍をはじめとする頸部腫瘍、喉頭がんや咽頭がん、舌がんなど悪性腫瘍の診断と治療も専門として行っています。
部長 八木 昌人 (やぎ まさと) (卒業年:1984年) |
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主任医長 吉川 弥生 (きっかわ やよい) (卒業年:1995年) |
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山内 彰人 (やまうち あきひと) (卒業年:2005年) |
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水本 結 (みずもと ゆい) (卒業年:2017年) |
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(2023年1月1日現在)
当院耳鼻咽喉科では、難聴、めまいや音声障害を含め、耳鼻咽喉科全般にわたる診断と治療を行っています。全身麻酔での手術件数は年間120件を超えています。手術に関して、最近では、慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎の手術的治療、慢性副鼻腔炎の内視鏡手術、睡眠時無呼吸症候群の手術的治療、唾液腺腫瘍、甲状腺腫瘍などの頭頚部良性悪性腫瘍の手術などに力をいれております。外来では、難聴、めまい、顔面神経麻痺の診断と治療で実績をあげています。各種内耳機能検査、電気眼振検査、聴性脳幹反応検査(ABR)も必要な症例に対し施行しています。それぞれの症例の診断に応じて入院治療も含めた薬物療法や理学療法などの新しい治療を行っております。また、アレルギー性鼻炎に対しては、レーザー治療を積極的に行っています。
主要疾患手術件数(件) | 2021年度 | 2020年度 | 2019年度 |
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鼓室形成術、鼓膜穿孔閉鎖術 | 11 | 11 | 13 |
鼻内内視鏡手術 | 27 | 26 | 42 |
扁桃摘出術 | 16 | 23 | 27 |
各医師の外来診療予定日です。
鼻の病気、最近の傾向
耳鼻咽喉科 部長 八木 昌人
アレルギー性鼻炎の舌下免疫療法の効果について
耳鼻咽喉科 部長 八木 昌人
一側感音難聴の実態調査 |
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※これら臨床研究に提出するデータから、お名前・住所など患者さんを直接同定できる個人情報は削除されています。
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