小児科部長 大塚 里子
当院小児科は、幅広い検査が行えるメリットを生かし、子供の総合診療医として診療をいたします。そのうえで、専門性が高い疾患に関しては、必要に応じ近隣の大学病院やその他の医療機関と連携をし、お子様にとって最も適切な医療が提供されるようにいたします。
受診は原則予約制となっておりますが、小児の疾患は緊急を要し、またご両親の心配も強いため予約がない場合でも診察をいたします。できれば紹介状をお持ちいただくか、事前にお電話をいただけるとスムーズに診察することができます。
麻疹をはじめ、罹患すれば重篤になる疾患がたくさんあります。予防接種は積極的に受けましょう。風疹の抗体検査のクーポン券をお持ちのお父様もご一緒にどうぞ。
子宮頸がんワクチンは、令和3年11月26日付け厚生労働省通知により積極的接種勧奨が再開となりました。接種を差し控えていた方を対象にキャッチアップ接種の機会が設けられ、1997年4月2日~2007年4月1日生まれの方も公費で接種できます(令和7年度末まで)。
厚生労働省HPVワクチンキャッチアップ接種東京逓信病院 小児科
2024年 9月 24日
当科は病気の早期診断、早期治療、育児相談、保健指導を重点に、感染症、心臓の病気、小児内分泌疾患、気管支喘息やアトピー性皮膚炎など幅広い分野の診療を行っています。
川崎病を含む心臓外来、起立性調節障害、呼吸器、夜尿症、アレルギー外来(食物アレルギー、経口負荷試験、喘息、アトピーなど)、発達の相談(小児)、育児相談、予防接種、心理相談などは、電話で予約をお取りください。さらに、ダウン症候群、川崎病にかかったことがある方の冠動脈障害は15歳以上の成人でも当科で診療しています。
また、育児に関する疑問や不安、学習障害や登校拒否など、悩む前にお声をかけてください。公認心理士による相談も行っています。
2018年10月1日から、東京ダウンセンターが開設され、ダウン症候群の方が年齢を問わず受診できるようになりました。
乳幼児・小児期の合併症治療や定期チェック、早期療育、摂食・言語リハに加え、思春期、成人期以降も年齢を問わず、生涯に亘る心身の健康管理と支援を継続的、包括的に受けられるようにしました。
当面は小児科の小野・大塚医師が窓口になって診療いたしますが、当院の各診療科ができる限り連携することになっています。予約方法を含め、くわしくは東京ダウンセンターのご案内をご確認ください。
乳児検診(月~木 AM、水曜以外のPM)
東京23区内の公費負担制度(6・7か月健診、9・10か月健診)受診票に対応しています。
予防接種
東京23区内の予診票に対応しています。
定期接種のほか、接種時期を過ぎてしまった自費接種ワクチン、基礎疾患やアレルギーをお持ちの方の接種も行いますので、ご相談ください。
『KNOW☆VPD! VPDを知って、子どもを守ろう。』のホームページはこちら↓
接種可能ワクチン:ヒブ、肺炎球菌、四種混合、B型肝炎、ロタウイルス、BCG、MR(麻疹風疹混合)、水痘、おたふくかぜ、日本脳炎、二種混合、※子宮頸がん(シルガード9®、サーバリックス®)、※髄膜炎菌(メンクアッドフィ®)、インフルエンザ(※は予約が必要です)
シナジス・ベイフォータス接種
小さく生まれた赤ちゃんや、基礎疾患をお持ちの方対象に接種します。(出生元よりの紹介状をお持ちください)
ベイフォータスは予約が必要です。
部長 大塚 里子 (おおつか さとこ) (卒業年:1994年) |
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加藤 弘規 (かとう ひろき) (卒業年:2010年) |
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小林 聡子 (こばやし さとこ) (卒業年:2013年) |
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小野 正恵 | 専門治療:先天異常、遺伝カウンセリング、ダウン症候群 |
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中澤 聡子 | 専門治療:小児科全般、アレルギー疾患、小児心身症(起立性調節障害) |
鈴木 淳子 | 専門治療:小児循環器疾患(特に川崎病) |
(2024年9月1日現在)
感染症をはじめとする小児科一般診療は毎日行っており、各種検査が行えます。食物アレルギーに対しては、食物経口負荷試験、プリックテストなどを行っています。
また、ダウン症候群の診療に力を入れており、診療・療育指導を包括的に行っております。特に自立歩行を確立するまでは、きめ細かい指導が大切です。早期療育である「ダウン症赤ちゃん体操」を含む専門外来を月に4回(第1~第4金)開いています。歩行完了後は、ダウン外来にて途切れずにフォローアップを行います。
川崎病冠動脈障害の経過観察に、当院ではMRIを用いており、国内外から評価されています。心臓カテーテル検査では、造影剤や手技的問題による危険性や放射線被ばくの問題がありますが、これを避けられる上に、勝るとも劣らない画像が得られ好評です。
実績 | 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 |
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入院患者数 (うち食物経口負荷試験) | 102人 (59人) |
95人 (45人) |
137人 (43人) |
ダウン症候群赤ちゃん体操 (早期教育)参加者 | 610人 | 580人 | 610人 |
各医師の外来診療予定日です。
子どもの喘鳴、長引く咳
小児科 部長 高瀬 眞人
東京ダウンセンターのご案内
小児科 部長 小野 正恵
「ダウン症児の構文理解と言語性短期記憶の関係」研究への参加 |
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