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けんこう家族 第108号【7】

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ナースステーション ~病気への災害対策~

外来看護師長 梅木恵美子

外来看護師長
梅木恵美子

 外来看護師は、地下の放射線科、1・2階の各科診療科、内視鏡室、外来治療室、採血室、人間ドックセンターを含めた広い範囲を担当しています。「○科の看護師」という事ではなく、日によって時間によって看護師が変わることがあります反面、患者さんの病状に合わせ適切な看護ケアが提供できるよう、曜日によってストーマ、フットケア、透析予防外来、糖尿病療養指導など専門の看護師も働いています。また、昨年の秋頃からは病棟看護師が外来を担当する日が増え、以前より病棟・外来双方の連携が取りやすくなり、繋がる看護になるように考えています。
 急速に進む高齢化と人口減少、患者参画型医療(患者さんも医療行為に参加する重要なメンバー)、「自分の健康は自分で守る自覚を持つ」…と、社会や医療をとりまく環境は目まぐるしく変化しています。病気を持ちながら生活することの心細さを日々感じずにはいられません。「忙しそうだから…」と躊躇なさらず、不安に思うことや困っていることがありましたら、小さなことでも抱え込まず声をお掛けください。私たちは安心して御自宅で療養生活が送れるように、患者さんやご家族の方のお役に立ちたいと考えています。

 話は変わりますが、3月11日は朝から震災の映像が放送されていました。東日本大震災から丸2年が経っていますが、いまだその爪痕の深さに心が痛みました。被害に遭われた皆さまに、改めて心よりお見舞い申し上げます。そして、今後30年以内にマグニチュード7程度の首都直下地震が起こる確率は70%と言われています。そこで、災害対策の中の「病気への災害対策」について少しですが書かせていただきます。

  1. 重要な薬は覚えておく
     自分の飲んでいる薬の名前を覚えていらっしゃいますか?どこで被災するかはわかりません。治療薬が無いからと無理をして自宅に取りに帰ることは危険です。災害後、通院中の病院で診てもらえるとも限りません。「白い粉の薬」「小さい粒」…と言われても何の薬か分かりません。
     血糖や血圧、抗血小板薬や抗凝固薬(ワーファリン®)など 大切な薬だけでも名前・用量・用法などを把握し医療者に伝えられることは自分の身体を守る大きな武器です。

  2. 2~3日分を携帯
     予備の治療薬は「非常用持ち出し袋」に入れるだけでなく、外出時にも携帯しましょう。面倒でも治療薬は、新しく処方される度に入れ替えることも理想的です。

  3. 食事療法が必要な患者さんの注意
     避難所などで支給される食事は炭水化物(おにぎり、パン、インスタントラーメンなど)が多く、エネルギー量や栄養素、塩分のバランスが崩れがちになります。普段から食事の目安量を覚えておくことが良いと言われています。また、避難所ではトイレが不便なため水分補給を制限しがちです。しかし、水分不足は便秘や脱水症状をきたし、持病を悪化させたり、血管の中に血の塊りができたり詰まったりする原因になります。こまめに水分を摂りましょう。

 災害後3日間は「自分の身は自分で守る」意識が必要です。ひとつでも頭の片隅に残れば何よりです。

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