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けんこう家族 第148号

第148号 2023年4月1日発行

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院長就任のご挨拶

山岨 達也

病院長
山岨 達也


本年4月1日付で病院長として着任いたしました山岨 達也(やまそば たつや)と申します。前職は東京大学医学部附属病院で耳鼻咽喉科頭頸部外科の教授をしておりました。専門は耳科学、聴覚医学、平衡神経科学で、難聴とめまいの方を主に診察しています。手術では慢性中耳炎や真珠腫性中耳炎に対する鼓室形成術、小耳症・外耳道狭窄・閉鎖に対する外耳道形成術、乳幼児から高齢者までの高度・重度感音難聴に対する人工内耳埋込術を担当し、希少疾患である側頭骨腫瘍に対し脳神経外科と共同で行う側頭骨頭蓋底手術、外耳道癌に対する手術、顔面神経麻痺に対する神経減荷術なども行ってきました。30歳前後の頃には福島県、茨城県、千葉県の基幹病院に勤務し、慢性副鼻腔炎など鼻の手術、慢性扁桃炎や声帯ポリープなど咽喉頭の手術、耳下腺、顎下腺、甲状腺の腫瘍などに対する頸部の手術も幅広く行ってきています。またミトコンドリア病など遺伝子異常による感音難聴や老人性難聴などの発症機構を長年研究しており、これら難治性疾患の予防や治療にも精通しています。

東大病院では耳鼻咽喉科の仕事以外に、総合研修センターのセンター長を6年、その後は教育研修部長として全診療科の若手医師の教育や労働環境作りに関わり、看護部や検査部など多職種の方と協力して、より働きやすい職場環境作りと安心安全で優れた医療の提供に努力してきました。その経験を生かして当院でもより良い医療の提供に努力していきたいと考えています。

耳鼻咽喉科頭頸部外科医師

当院の耳鼻咽喉科には東大病院から医師が長年派遣されており、また私自身が非常勤として当院の耳手術に何度か伺ったことがあり、私には馴染みの深い病院です。当時の部長は牛嶋達次郎先生で音声の専門家でしたので、耳の難しい手術がある場合には毎回お呼びして頂きました。今回病院長のお話をいただいた時に当時の思い出がよみがえり、この病院の一員となって、今よりさらに安心で安全な医療を提供し、患者さんによりご満足いただける病院になるように貢献したいという気持ちになりました。

東京逓信病院には伝統があり、千代田区の基幹病院として重責を果たしています。安心して掛かれる最高の病院と今後も皆様に思って頂けることが、縁あってこの病院の院長となった私の“使命”だと思っています。これからもどうぞよろしくお願いいたします。


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