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ホーム  健康情報  病院だより「けんこう家族」  けんこう家族 第131号【3】
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けんこう家族 第131号【3】

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冬場の感染症と対策 ~インフルエンザ、ノロウイルスの予防について~

濁川 博子

感染症内科 主任医長
濁川 博子


そろそろ寒くなってきました。こんな季節に、流行するのは、インフルエンザ、ノロウイルスなどがあります。

私たちの身の回りには、目に見えないたくさんの細菌やウイルスが存在しており、人の体に入るすきをじっとうかがっています。ウイルスを含んだ咳やくしゃみの「飛沫」を吸い込んだり、飛沫がついた手で鼻や口を触ったりすることで体内に侵入します。そして体内で増殖すると、急激な発熱や悪寒、咳・のどの痛み、筋肉や関節の痛み、下痢・嘔吐といった、かぜより重い全身症状が急激に現れます。

ノロウイルスも、飛沫感染すると言われています。生牡蠣などから経口感染することもあります。突発的な嘔吐と下痢が特徴的な症状であると言われています。

いずれのウイルスも、ウイルス量だけでなく、本人の免疫力で、発症するかどうかが異なります。

免疫力はライフスタイルによって高まったり、低下したりするので、毎日十分な睡眠と栄養をとって、適度な運動でストレスを発散し、過労を避けるといった健やかな生活をすることで、体本来の機能=高い免疫力を維持することにつながるのです。

免疫力を高める食事の基本は、1日3食、規則正しく食べることです!これに加えて、免疫力アップに欠かせないミネラルやビタミンを意識して取り入れてみましょう。

冬場の感染症と対策

まとめ

インフルエンザ対策には、免疫力を高める他、体に免疫をつける「予防接種」も有効です。

インフルエンザは毎年違う型のウイルスが流行するので、予防接種は毎年受けることをおすすめします。ウイルスを体に寄せつけないよう、こまめな手洗いとうがいもお忘れなく!

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