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ホーム  健康情報  病院だより「けんこう家族」  けんこう家族 第130号【3】
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けんこう家族 第130号【3】

| 目次 |

胃がんにならないために!
-2つの組み合わせで早期発見、早期治療-
ABC検査(胃がんハイリスク検査)と内視鏡検査


悪性新生物の主な部位別死亡率(人口10万対)の年次推移

出典:厚生労働省
「平成28年人口動態統計月報年計(概数)の概況」より転載


「胃がん」は主にピロリ菌に感染後、萎縮性胃炎を経て発症することが判っています。ピロリ菌に感染するのは幼少期までと言われており、抵抗力がついた大人では日常生活の範囲でピロリ菌に感染することはありません。すなわち、ピロリ菌の存在を年齢が低い段階で調べることで、胃がんのリスクを最小限にとどめることができます。

上のグラフでも判りますように、生活環境インフラの清潔化、更に治療技術の進歩、ピロリ菌感染診断の開発等により胃がんによる死因は年々下がっていますが、それでも部位別死亡率では胃がんは男性で2位、女性で3位です。

当院人間ドックでは、まず、オプション検査である「ABC検査(胃がんハイリスク検査)」をお勧めしています。この検査は、「ピロリ菌の感染の有無」と「ピロリ菌によって引き起こされる胃の萎縮の度合い」を調べます。この検査をすることで、現在の自分の胃の状態と将来の対応方法が判ります。この検査でA判定であれば、胃がんになりにくいタイプと判定します。A判定以外はリスクに応じて、ピロリ菌の確定診断や、除菌治療、胃カメラ(内視鏡検査)などをする必要があります。経鼻ルートでの内視鏡であれば、約9割の方が経口ルートより苦しくなく検査を受けることができます。この2つのオプション検査を組み合わせることで、「胃がん」の予防と早期発見が可能です。人間ドックで、まず、「ABC検査(胃がんハイリスク検査)」と「胃内視鏡検査(経鼻)」のオプション検査をなるべく若い年齢で実施されることをお勧めします。

人間ドックオプション料金

ABC検査 5,400円(消費税込)
胃内視鏡検査(経鼻) 7,560円(消費税込)

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