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インフルエンザワクチンを接種しましょう

インフルエンザとワクチンについて

冬になるとインフルエンザが流行します。
インフルエンザウイルスによる呼吸器の感染症で、毎年人口の5-10%が感染しており、日本でも600-1200万人程度が感染していると計算されています。
健康な成人が感染した場合は5-7日程度で治癒することが多いですが、その場合も少なくとも5日間は仕事を休む必要があります。
特に高齢者や小児、妊婦、持病(糖尿病、慢性心疾患、慢性肺疾患など)がある方は肺炎や脳炎などの合併症を起こして重症化することがあるため、感染には十分に注意する必要があります。
感染を予防するために最も有効性が高い対策はワクチン接種です。

ワクチンの有効性と副反応

流行期より前にワクチンを接種することで、体の中であらかじめインフルエンザウイルスに対する抗体を産生することができます。
実際にウイルスが体内に侵入した際に感染することを防ぎ、感染してしまった場合も重症化を予防します。
予防効果は個人の持っている免疫や、ワクチンに含まれているウイルスと実際に流行するウイルスがどのくらい一致しているか(ワクチン株と流行株が遺伝的に近いとより効果が高い)などによって左右されますが、最近の研究ではおおむね50-70%程度の有効性があるものとされています。
はしかや風疹と異なり流行する株は毎年異なるため、ワクチン接種も毎年行う必要があります。 集団に接種することで、周囲のまだ接種していない人たちが感染することを防ぎ、重症化する人数を減らすことができることも示されています。集団免疫効果と呼ばれます。 接種後の副反応で最も多いのは接種した部位の腫れと痛みです。
インフルエンザのワクチンを作る際にウイルスを鶏の卵で培養するため、卵アレルギーがある方は接種の際に注意するように言われることもありますが、実際接種する際にアレルギーが起きる確率はほとんど変わらないため問題になることはほとんどありません。

どのような人におすすめか

重症化するリスクが高い方は毎年ワクチンを接種しましょう。

重症化リスクのあるご家族と同居している場合も、集団免疫効果により同居家族の感染を防ぐ意味でワクチン接種を行うよう推奨します。
この場合は一人だけが接種するのではなく、家族全員で接種することが重要です。

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